長崎を拠点に新たな挑戦が始まる
2025年10月、長崎市に本社を置く株式会社イグアスが、人気YouTuberのヒカルが設立した株式会社ReZARDとの資本提携を発表しました。この提携により、イグアスの恋愛・結婚に特化したパーソナルトレーニング「parcy's」サービスの発展と、長崎県における地域活性化を目指します。
資本提携の背景
イグアスは2018年に創業し、“女性が活躍する社会の実現”というビジョンのもと、恋愛や結婚支援サービスを展開してきました。特に「parcy's」は、男女2名の専属トレーナーによるカスタマイズされた婚活コーチングプログラムで、現在は12万人以上が利用する日本最大級のサービスとなっています。今回の資本提携は、ヒカル氏と入江氏の「長崎を盛り上げたい」という共通の想いから実現しました。
新オフィスの設立
提携を受けて、イグアスは長崎スタジアムシティを新たなオフィス拠点とすることを決定。長崎スタジアムシティは、企業交流や人材育成のためのさまざまなイベントを開催する施設であり、長崎県内外の企業が集まる新しいビジネスの拠点として注目を集めています。この拠点を活用することで、若い世代が長崎にいながらにして国際的に活躍できる環境が整えられるでしょう。
地元への思い
入江氏は、長崎に雇用やチャンスを生み出すことを目指しており、今回の提携を通じてその夢を更に実現に近づけると語っています。また、イグアスの中村CEOも、「人生の転機をともに創る」という使命がこの提携によって強化され、多くの人々に新たな価値を提供できるだろうと期待を寄せています。
「parcy's」とは
「parcy's」は、結婚を望む人に自己の価値を見直させ、自らの幸せな結婚を手に入れるための6ヶ月間のプログラムを提供します。トレーニング内容には、パートナーとのコミュニケーションスキルや内面の向き合い方が含まれ、結婚力を育むための支援が行われます。このサービスは従来のマッチングとは一線を画し、質の高い出会いをもたらします。
地域の成長を促す
長崎では、優秀な人材が福岡や東京の企業へ流出する傾向にありましたが、イグアスは今回の提携によってその流れを変えることを目指します。また、地域の教育機関や他企業との連携強化も視野に入れ、長崎から新しいビジネスモデルや雇用を生み出すことを図っています。
まとめ
イグアスとReZARDのパートナーシップは、長崎の地域活性化に加え、社会全体に新たな課題解決のモデルを提示することが期待されています。この提携がどのように進展するのか、今後の展開に注目です。