生前整理の新潮流、宝石の現金化が昨年比150％増加

生前整理における宝石の現金化の急増

東京都中央区の買取専門店「おもいお」を運営する株式会社Tieelによると、2025年の1月から8月における生前整理に関する宝石のご相談が前年同期比で150％増加したことが報告されています。この状況は、特に「宝石を子どもに遺す」という考え方から「自分のために使う」という新たな価値観へのシフトを反映しています。

資産を現金化し、自身の楽しみに使う

多くの人々が「子どもに遺しても使われないだろう」という理由で、元気なうちに宝石を現金化し、自分自身の楽しみや旅行に活用する選択をしています。実際に、宝石を売却した資金で「お孫さんと一緒に海外旅行を楽しんだ」という方の声も寄せられており、宝石が新たな人生体験の資金となっています。

変わる生前整理の価値観

以前は、生前整理の際に宝石を「子どもや孫へ譲る」という考えが一般的でしたが、最近では様々なライフスタイルの変化により、「宝石を身に着ける習慣がない」「好みのデザインでない」といった理由から、タンスの中で眠ることが増えています。これにより、「使われないモノを遺すよりも、自分の人生を楽しむ資金に変えたい」という前向きな選択をする人が急増しています。

貴金属相場の高騰

この新しい動きの背景には、歴史的な貴金属価格の高騰があります。金やプラチナの価格が過去最高に達していることから、古いデザインや壊れたジュエリーでも、素材としての価値があるため、高価買取が期待できます。さらに、円安が進行しているため、海外取引が基準となる貴金属の国内での買取価格も上昇傾向にあります。「価値がないと思っていた指輪が、旅行資金になった」との声もあり、市場の変化により眠っていた資産を有効に活用する絶好の機会が広がっています。

思い出の品を資金に変える第一歩

「まだ売る決断をしていないが、まずは価値を知りたい」という相談も多く寄せられています。おもいおでは、鑑定書がない宝石でも、専門の鑑定士がその価値を正確に見極めます。このように、査定や相談は完全に無料で行っており、無理な買取は一切ありません。自宅に眠る思い出の品を、これからの人生を楽しむ資金に変える第一歩として、ぜひ気軽にご相談ください。

専門の鑑定士が在籍する店舗の強み

買取専門店「おもいお」には、米国宝石学会の資格を持つ専門の鑑定士が在籍しています。彼らは宝石の価値を一つひとつ丁寧に見極め、国際基準に基づいた正確な価格を提示します。また、宝石だけでなく、ブランドバッグや時計など広範な品目にも対応できる点が強みです。全国の多くの方に利用されており、初めての方でも安心して相談ができます。