再生素材オフィス
2025-01-29 14:29:24

リファインバースグループが再生素材を活用した新オフィスを披露

リファインバースグループの新オフィス



株式会社リファインバースグループ(東京・千代田区)は、2024年10月に新たなオフィスへの移転を行い、注目を浴びる環境配慮のデザインが実現しました。この新オフィスは、廃棄物を再資源化した素材を使用し、リサイクル率は驚異の99.66%を達成。新たに導入された再生素材によって、どのような独自のデザイン空間が生まれたのか、詳しくご紹介します。

オフィスの再生素材による内装



新オフィスでは、廃タイルカーペット、漁網、エアバッグといった廃棄物を活用した内装が施されています。当社独自の技術によりこれらの素材が新たな形に生まれ変わる様子が、大きな話題を呼んでいます。特にエントランスでは、廃漁網を用いた展示が設けられており、右側には再資源化したナイロン素材「REAMIDEⓇ」を利用したデザインオブジェが配置されています。

個性的なタイルカーペット



新オフィスの特徴的な点は、廃タイルカーペットから生み出された「リファインパウダー」を用いたリサイクルタイルカーペットです。この素材を使用して執務室や会議室ごとに異なる雰囲気が演出されており、機能性と美しさが両立しています。リサイクルタイルカーペットを通じて、廃棄物の再利用がどのように可能であるかを体感することができます。

ショールームの多様な展示



新オフィス内に設置されたショールームでは、再資源化したナイロン素材「REAMIDEⓇ」を使用したプレートをイメージしたデザインが施されたテーブルやチェアに、実際に触れることができます。この空間では、様々な漁網の色を活かした「REAMIDEⓇ」プレートが展示され、リサイクルの成果を目の当たりにすることができます。

環境に優しいライブラリーと執務スペース



また、社内には新設されたライブラリーがあり、読書や社内ミーティング、リラックスした作業のための多目的スペースとして活用されています。執務スペースはフリーアドレスを採用し、従業員同士の自然なコミュニケーションを促進しています。デザインには方眼が施されており、プロダクト制作時に役立つ細やかな配慮がなされています。

廃棄物リサイクルに取り組む姿勢



移転に伴い発生した廃棄物ももちろん、リファインバースグループの強みの一つです。居抜き物件を利用しつつ、一部レイアウト変更があった中で、タイルカーペットや木くずなどの廃棄物をリサイクル。この取り組みもまた、リサイクル率99.66%を実現することに貢献しています。ジーエムエスでは、廃棄物の見える化を進め、リアルタイムで状況を把握できるDX化を進めています。

持続可能な未来へ向けた活動



リファインバースグループは、20年以上前からサーキュラーエコノミーを実践しており、多様な素材の再生や開発に力を入れています。タイルカーペットのリサイクルや、廃漁網からの高品質ナイロンペレット「REAMIDE」への再生などがその一例です。2023年には、鳥の羽根を原料とする新しいバイオ素材「ReFEZER」も開発し、さらなる事業展開を図っています。

環境意識が高まる現代、リファインバースグループの取組みは、今後の企業の在り方を示すモデルケースとなることでしょう。新オフィスは、環境に優しいアイデアで満ちた空間であり、持続可能な活動の象徴的存在です。


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会社情報

会社名
株式会社リファインバースグループ
住所
東京都千代⽥区丸の内3丁⽬4-1新国際ビル 6F
電話番号

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