近畿大学附属高校と小学校が初の野球体験交流会を実施

近畿大学附属高等学校と附属小学校が初の野球体験交流会を実施

大阪府東大阪市に位置する近畿大学附属高等学校と奈良県奈良市の近畿大学附属小学校が共同で「野球体験交流会」を開催します。このイベントは、令和7年（2025年）1月25日（土）に行われ、主に附属小学校の5・6年生が対象です。特に注目すべきは、附属高等学校の野球部員が小学生に指導することで、技術向上だけでなく、コミュニケーション力の強化にも寄与する点です。この交流を通じて、子供たちはスポーツの楽しさやチームワークの重要性を学び、将来に向けたきっかけを得ることが期待されています。

イベントの詳細

今回の交流会には、近畿大学附属高等学校の野球部員と附属小学校の5・6年生、さらには近畿大学附属中学校の生徒も参加します。交流会では、参加予定の約30人の小学生が、野球部員と共にキャッチボールやバッティングの基本を学びます。高等学校の野球部は、これまでに多くのプロ選手を輩出している伝統を持ち、今回の体験を通じて次世代の選手たちへ野球の魅力を伝える役割も果たします。

この交流会の様子は、近畿大学附属中学校の生徒が取材し、学校紹介新聞に掲載される予定です。これにより、交流会での出来事や学びの成果が、他の生徒たちにも広まります。

交流会の目的

コミュニケーションの向上

近畿大学附属高等学校の野球部員と小学生とのやり取りは、シンプルながらも貴重な経験です。団体スポーツである野球を通じて、チーム内のコミュニケーションスキルを向上させるだけでなく、異年齢間での交流を深めることが期待されています。

努力と意志の重要性

小学生にとって、野球の基本を学びながら、将来における努力や強い意志の重要性を理解することも大切です。この経験が、彼らの目標に向かって努力する姿勢を促す契機となるでしょう。

開催概要

- 日時: 令和7年（2025年）1月25日（土）14：00～16：00
- 場所: 近畿大学附属小学校校庭（雨天時は小学校アリーナ）

奈良県奈良市あやめ池北1-33-3、近鉄奈良線「菖蒲池駅」から徒歩約1分

- 参加学生: 近畿大学附属小学校の5・6年生約30人、野球部2年生16人、1年生20人、中学校2年生2人
- プログラム内容: 準備体操、ランニング、ウォーミングアップ、バッティング、キャッチボール等

近畿大学附属高等学校野球部の概要

近畿大学附属高等学校の野球部は昭和21年（1946年）に創部され、選抜高等学校野球大会や全国高等学校野球選手権大会に数回出場する実績を持ちます。部員数は3年生19人、2年生16人、1年生20人で、監督やコーチ陣も充実しており、チームワークを重んじた指導が行われています。

この交流会は、学校の枠を超えた連携の新たな形を示すものであり、学生たちの豊かな心を育む一助となるでしょう。これからも近畿大学附属高等学校と附属小学校は、共に成長しあう関係を深め続けていくことでしょう。