2012年7月27日、株式会社ソルパックが発表した新製品「openlook」は、IBM Rational® Open Access RPG Editionに対応した画期的なツールです。この新たなソリューションは、IBM iユーザーがRPGプログラムを手軽にモダナイゼーションできることを目的としており、特にモバイル端末やタブレットPCなど様々なデバイスの美しいグラフィカル・インターフェースを実現する点で注目を集めています。
ソルパックの社長である藤田勉氏は、「openlookを通じて、クライアントが既存のRPGビジネス・ロジックを生かしながら、より効率的に新しいデバイスに対応させることができる」と述べています。これにより、5250画面の制約から解放され、アプリケーションの再構築を必要とせずに低コストで価値を向上させることが可能になります。
openlookの特長
- - ネイティブのRPGプログラムから様々なデバイス、特にPCやスマートフォンへのGUI画面をコントロール。
- - 5250制約から解放され、自由な画面設計が実現。
- - GUI画面開発の工数が大幅に削減される。
- - 既存の5250アプリケーションやスプールファイルの画面もサポートし、シームレスな統合が可能。
さらに、RPG Open Access自体が注目される要素の1つです。IBMから提供されるこの機能は、RPGプログラムのユーザーインターフェースとビジネスロジックを分離することで、さまざまな現代のデバイスと連携することを可能にします。openlookは、これらの機能を最大限に活用できる「ハンドラー」として設計されており、企業が最新のテクノロジーに対応することを支援します。
looksoftwareについて
openlookを開発したlooksoftwareは、オーストラリアに本社を置き、15年以上にわたりIBM iのモダナイゼーションを進めてきています。世界中の3000社以上のユーザーに支えられ、その実績を持ちます。looksoftwareは、最新技術を活用し、コアシステムの再構築を低コストで実現します。これからの時代、既存システムをいかに効率的に活用していくかが求められる中、looksoftwareはその手助けをしてきました。
株式会社ソルパックの役割
ソルパックでは、2005年にlooksoftwareの製品販売を開始し、現在では日本とアジアでのマスター・ディストリビューターとして、製品の検証や流通、導入サポートなど幅広いサービスを提供しています。IT分野における教育やアウトソーシング、人材サービスなども展開しており、企業のニーズに応えています。
お問い合わせは、株式会社ソルパックの東京オフィスにて受け付けています。具体的には、東京都港区六本木に位置する黒崎ビル8階が所在地です。電話やファックスを通じての連絡も可能で、詳細な情報は公式ウェブサイトにて確認できます。
新しい「openlook」は、IBM iを使用する多くの企業にとって、今後の業務を大きく変革する可能性を秘めています。技術の進化に合わせたシステムのあり方を模索する中で、この製品がどのように役立つのか、今後の動向に注目です。