川村教授の登場
2018-06-26 10:00:03
川村教授が「スマルア技研」に参加!釣りを科学的に楽しむ新しい試み
株式会社スマートルアーが運営するウェブメディア「スマルア技研」に、釣りと科学の第一人者である川村軍蔵教授が執筆者として加わったことが発表されました。川村教授は、マレーシア・サバ大学のディスティンギッシュド・フェローであり、鹿児島大学水産学部の名誉教授としても知られています。彼の初めての寄稿記事は、魚が釣り針にどう反応するのかという興味深い内容で、特に「魚は痛みを感じない」とされる新たな説に基づいています。この説によると、魚は釣り針を嫌うのではなく、実は磁気を感じ取っているのではないかという見解を提唱しています。
川村教授は記事内で、魚類の行動生理学や感覚生理学をもとに、魚が釣りの道具をどう認識するのかを解説。彼は、「釣り入門」の著者としても知られ、平易な表現を用いながら科学的知識を広めてきました。「釣り入門」は多くの釣り人たちに支持され、魚が釣り糸やルアーの模様を見分ける能力について詳しく説明しています。
川村教授のコメントによれば、彼が「スマルア技研」に参加した理由は、釣りに関する知識をより多くの人々に伝えるための新たなチャンスだと感じたからだそうです。彼は、「バスに関する学術情報を広め、釣り人に役立ててもらいたい」と語り、研究データを一般に理解しやすい形で提供することに意欲を燃やしています。
編集長の高橋奏太氏は、川村教授との共著を通じて「科学をエンタメにする」という目標が一歩前進したと喜びを語り、今後の展開に期待を寄せています。また、株式会社スマートルアーの代表取締役である岡村雄樹氏も、川村教授との関係に感謝しつつ、彼の知識と経験が「スマルア技研」をさらに豊かにしてくれると確信しています。
「スマルア技研」は、今年3月に始まった釣り情報を科学的に分析する媒体で、現役の魚類学者やエンジニア、編集者らが執筆を行っています。これにより、釣りに関する豊富な知識と最新の科学情報が結びつき、釣り愛好者の知的好奇心を満たしています。スマートルアーは特に、ゲーム性が高いルアー釣りにおいて自ら考えて楽しむことを支援することを目的としており、センサー内蔵のルアーやアプリを駆使して、釣り手にとって有力なデータを提供します。また、釣り文化を楽しむだけでなく、科学的な視点からのアプローチも提供することで、より深い理解を促進する存在となるでしょう。
川村教授を迎えたことで、「スマルア技研」はより一層多彩な情報源となり、釣り愛好者たちに新たな知識を提供する場として成長していくことが期待されています。さらに、新しい釣りの楽しみ方を提案する媒体としての役割を果たすことは、今後の釣り文化にも大いに寄与するでしょう。いま、川村教授の研究から始まる新しい釣りの景色が繰り広げられようとしています。
会社情報
- 会社名
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株式会社スマートルアー
- 住所
- 北海道札幌市中央区宮ケ丘3丁目3番1号
- 電話番号
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