アスクルが賛同する「暑すぎる夏を終わらせる日」とは
アスクル株式会社が、一般社団法人日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)によって制定された新しい記念日「暑すぎる夏を終わらせる日」に賛同したことを発表しました。この記念日は、2025年8月8日に毎年設けられ、気候変動に対する意識を高めることを目的としています。
最近の日本では連日猛暑日が続き、熱中症による被害が増加するなど、気候変動の影響は私たちの生活に大きな影響を及ぼしています。しかし、猛暑が「気候変動」とどのように関係しているかを論じる機会は依然として限られています。このため、JCLPは、「暑すぎる夏を終わらせる日」を設けることで、気候変動の問題に光を当てる社会的なきっかけを作ることを目指しています。この日を通じて、未来の世代に向けた気候危機の対策を考え、行動を促す意義を強調しています。
アスクルの気候変動への取り組み
アスクルは、自社のビジネスにおける気候変動の重要性を認識しています。「仕事場とくらしと地球の明日に『うれしい』を届け続ける」というパーパスのもと、日々、お客様に商品を提供する企業として、気候変動対策に取り組む責任を感じています。気温上昇が続けば、商品の仕入れや発送、配送サービスの維持は難しくなるため、持続可能な取り組みを強化する必要があります。
同社は、2030年までにスコープ1およびスコープ2の温室効果ガス排出量をゼロにすることを目指し、再生可能エネルギーの導入や電気自動車を利用した配送、資源の循環利用などの施策に取り組んでいます。さらに、2050年までにサプライチェーン全体の温室効果ガスをネットゼロにすることを目指し、サプライヤーとの協力を進めています。アスクルは、顧客が環境負荷の低い商品を選びやすい環境を整えるために、商品の環境スコアの見える化にも力を入れています。
未来を見据えた取り組み
アスクル単独では気候変動への対策を完遂することは難しいため、「暑すぎる夏を終わらせる日」を契機に、より多くのステークホルダーと連携し、行動を促進していきたいと考えています。国や地域、企業が協力し、未来の世代に美しい地球を引き継ぐためには、今、私たちが行動を起こすことが重要です。
JCLPという団体は、脱炭素社会の実現に向け、2009年に設立され、230社以上が加盟しています。加盟企業の総売上は約160兆円に達し、電力消費量も大きな規模に及びます。アスクルが賛同した記念日は、気候変動に対する社会的な意識を高める重要なイニシアチブとして機能することが期待されています。
これからの取り組みが広く知られ、気候変動に対する関心が高まることを祈ります。アスクルは今後とも、気候変動対策に率先して取り組んでいく所存です。