Tailor AppとHarboRがライブコマース事務所を新設し支援開始

新たなライブコマース支援の形が登場

株式会社Tailor App（テイラーアップ）と株式会社HarboR（ハーバー）が共同で、「Liveee」という新しいライブコマーサー事務所を設立しました。この取り組みは、企業によるライブコマース（ライブ販売）をより手軽に、かつリスクの少ない形で実現することを目的としています。

ライブコマースの新潮流

最近、TikTokの登場により、視聴者が直接商品を購入する時代が到来しています。実際、TikTokが発表した調査によれば、50%以上のユーザーが動画を見て商品を購入したことがあると回答しています。この現象は、特にライブ配信を通じた動画コマースの成長を加速させており、2024年までに世界市場で5,000億ドルに達する見込みです。日本国内でも、2023年には1,200億円を超える規模にまで成長することが予想されています。

企業向けの支援サービスとは

Liveeeが提供する成果報酬型のライブコマース運用支援サービスは、商品やサービスをTikTokライブを通じて販売する企業に向けたものです。特に特徴的なのは、企業側が初期投資を抑えつつも新しい販売のチャネルを開拓できる点です。このサービスでは、商材に最適なライバーを選定し、企画から運用、分析までを一括して支援します。これにより、より多くの企業がライブコマースに参加しやすくなります。

また、テイラーアップはこれまでに、美容や食品、健康食品、ファッションなどの業種での成功体験を持っています。これら各業種に応じた適切な企画と運用ノウハウを活かし、企業が最大限の効果を得られるようにサポートします。特に、販売時の訴求力や購入までの導線設計において、配信内容や台本を最適化することで、高い購入率を実現しています。

ライブコマーススクールの設立

さらに注目すべきは、今後ごく一般の方々を対象とした「ライブコマーススクール」の開校も計画されている点です。このスクールでは、収益が見込めるライブ配信者（ライバー）として成長できるよう、TikTokライブを活用した実践的な学びが提供されます。
講座では、商品プレゼンテーションや視聴者とのコミュニケーション術、TikTokのアルゴリズム理解、配信企画の構築など、ライブコマースで成功するための幅広いスキルを体系的に学べます。

特にスクールの第1期生はモニター価格で受講可能で、副業や個人事業の新たな収益の場を求める方々にも興味を持たれることでしょう。このスクールを通じて、ライブ配信を通じた新しいビジネスチャンスを手に入れるチャンスです。