広島建設が福山市に寄附し受章した紺綬褒章
広島建設株式会社は、広島県福山市の「福山市まち・ひと・しごと創生推進計画」及び「西町南公園整備事業」に対して、総額1,000万円の寄附を行いました。この寄附の結果、同社は公益に資する活動が認められ、内閣総理大臣から紺綬褒章を授与されました。2025年3月17日には、同社本社において受章式が行われ、広島県福山市から褒状が授与されることになります。
紺綬褒章について
紺綬褒章は、公益のために私財を寄附した個人や法人に対して、日本政府が与える名誉ある賞です。このたびの受章は、広島建設株式会社の地域貢献に対する姿勢を高く評価された結果といえるでしょう。
寄附の背景と地域への想い
広島建設株式会社は1968年に創業され、千葉県柏市に本社を構えております。創業者であり現在の会長である島田裕郷氏は、地元広島県福山市に強い愛着を持ち、この名称を会社名にすることに決めました。彼の想いは、地域への恩返しともいえる寄附活動を通じて、半世紀以上にわたり地域の発展に寄与したいという願いに繋がっています。
西町南公園の一部には、島田会長の江戸時代から続く自宅跡地が含まれており、この場所への寄附は特に意義深いものとされています。広島建設は「地域の永続的な発展」を願い、1,000万円の寄附を決断しました。
福山市からの感謝のメッセージ
福山市の経済環境局も今回の寄附に感謝の意を表し、同市の「平和と復興」を願う姿勢や、ばらの町としての魅力を次世代へ継承するために努力している旨を伝えました。西町南公園は市民にとって癒しの空間であり、5月には『世界バラ会議福山大会』に向けた整備も行われています。
創業者のコメント
島田会長は、自らの故郷福山市に貢献できたことを喜び、この度の受章を驚きと感謝で受け止めています。この褒章は、地域の皆さんのおかげだとも述べ、今後も継続的に地域活動に努めていく意向を表しました。
代表取締役の思い
一方、代表取締役の島田秀貴氏は、1993年ごろの経済不況時にも福山市からの開発提案を受け入れ、会社を存続させてきた背景を語りました。これが最終的に市民の憩いの場を提供することになったことを嬉しく思い、今後も地域とのつながりを大切にしたいとしています。
会社情報
広島建設株式会社は、注文住宅や大型建築物の施工・不動産開発に取り組んでおり、年間700棟以上の住宅を手掛けている企業です。更なる地域貢献を目指し、今後も様々な事業に取り組んでいく所存です。
広島建設の公式ウェブサイトでは、詳細な情報をご覧いただけます。