歌声で奏でる希望と共生!「エル・システマ子ども合唱祭 in 東京」が7月15日に開催
一般社団法人エル・システマジャパンが主催する「エル・システマ子ども合唱祭 in 東京:うたで誰もが輝く時間」が、2024年7月15日(月・祝)に国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールにて開催されます。
この合唱祭には、東京、福島、京都の3地域から、それぞれ個性豊かな子どもたちが集結します。東京子どもアンサンブルは、視覚や発達に障害を持つ子どもたちを中心に、インクルーシブな社会づくりを目指して活動しています。福島県相馬市の相馬子どもコーラスは、東日本大震災以降も地域を励ます力強い歌声を届けてきました。京都府舞鶴市の舞鶴子どもコーラスは、歌が好きな子だけでなく、不登校の子や性的指向の違いを持つ子など、多様な子どもたちにとって居場所となる音楽団体です。
それぞれの地域で困難を乗り越え、音楽を通して成長を遂げてきた子どもたちが、東京の地で再び集い、歌声のハーモニーを奏でます。当日は、児童合唱の名曲から、歌って踊るステージまで、それぞれのコーラスの持ち味を生かした演目が披露されます。合同合唱では、東京初演となる「こどものへいわ」(作曲:平野一郎)を、今の時代を生きる子どもたちが歌い上げます。
この合唱祭は、音楽を通して自己表現をし、仲間と連帯意識を深め、聴衆ともつながる、子どもたちにとってかけがえのないコミュニティ体験となるでしょう。子どもたちの力強い歌声と、音楽を通して育まれた希望を感じられる、感動的なイベントとなることが期待されます。
開催概要
日時: 2024年7月15日(月・祝) 13:30開演 (開場13:00)
会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール (東京都渋谷区代々木神園町3-1)
出演者:
相馬子どもコーラス
東京子どもアンサンブル
舞鶴子どもコーラス
指揮: 古橋富士雄 (エル・システマジャパン音楽監督[コーラス])、中野紗織、川﨑美耶子
ピアノ: 野間春美、鹿田美帆、松嶋聖児
ソプラノ: 吉川真澄
賛助出演: レガーロ東京有志
振付: ラッキィ池田、彩木エリ
司会: 田添菜穂子
入場料: 大人2000円 / 子ども(18歳以下) 1000円 (自由席)
チケット販売: チケット販売サイトteketにて (https://teket.jp/469/33870)
エル・システマについて
エル・システマは、1975年にベネズエラで始まった音楽教育プログラムです。貧困や治安の悪化という社会問題を抱える地域で、子どもたちに音楽を通して自信と希望を与えることを目指しています。現在では、世界70カ国以上で、エル・システマの理念に基づいた音楽教育が行われています。
日本では、東日本大震災の被災地である福島県相馬市で2012年から活動を開始しました。その後、岩手県大槌町、長野県駒ヶ根市、東京都、大阪府豊中市、京都府舞鶴市へと活動が拡大しています。
エル・システマは、子どもたちが音楽を通して自己表現を学び、社会とつながる機会を提供することで、より良い社会の実現を目指しています。
この合唱祭を通じて、子どもたちの音楽の力、そしてエル・システマの活動が、より多くの人に知られることを期待しています。