日本金属株式会社、電池サプライチェーン協議会に加入 - 脱炭素社会実現に向けた貢献を強化
日本金属株式会社は、2024年6月に、電池サプライチェーン(電池の材料、部品およびその原料に関わる産業)の国際競争力強化を推進する団体「電池サプライチェーン協議会(以下、BASC)」に加入しました。
BASCは、2021年4月1日に設立された一般社団法人であり、脱炭素社会実現に向けて電池サプライチェーンの国際標準化や電池エコシステム構築などの活動を推進しています。
日本金属株式会社は、電池部材用として、ステンレス箔、L・Core(ル・コア)、導電コート、絶縁コート、マグネシウム合金、タブリード異形条など、各種金属製品を提供しています。同社は、BASCに加入することで、脱炭素社会実現に向けた取り組みを強化し、自社の技術力を活かして貢献していく方針です。
BASCの概要
団体名称:一般社団法人 電池サプライチェーン協議会 (英語表記:Battery Association for Supply Chain; BASC)
設立:2021年4月1日
目的:電池サプライチェーンの健全な発展を図る
会員:電池サプライチェーン関連企業 211社(2024年6月1日時点)
日本金属株式会社の概要
本社:東京都港区
代表取締役社長:下川 康志
証券コード:5491
関連情報
日本金属株式会社ホームページ:https://www.nipponkinzoku.co.jp
* BASCホームページ:https://www.basc-j.com
日本金属のBASC加入は、脱炭素社会実現に向けた重要な一歩
日本金属株式会社のBASCへの加入は、同社の脱炭素社会実現に向けた強い意志を示すものであり、大きな意義を持つと言えるでしょう。
近年、地球温暖化対策として、再生可能エネルギーの利用が加速していますが、その安定供給には蓄電池の役割が不可欠です。蓄電池の性能向上には、電池サプライチェーン全体での協力体制が重要であり、BASCは、そのための重要な役割を担っています。
日本金属株式会社は、電池部材の製造において高い技術力を持つ企業であり、BASCとの連携を通じて、その技術力を活かして電池サプライチェーンの国際競争力強化に貢献していくことが期待されます。
また、同社は、BASCを通じて、他の企業との連携を強化することで、新たな技術開発や事業展開の可能性を広げることが期待されます。
日本金属株式会社のBASCへの加入は、脱炭素社会実現に向けた取り組みを加速させる重要な一歩であり、今後の展開が注目されます。