移住を考える新体験
2020-05-20 22:01:52
地方が生み出す新しい移住の形「オンライン全国移住フェア」の魅力
地方が生み出す新しい移住の形「オンライン全国移住フェア」の魅力
2020年5月31日、LOCONECTが主催する「オンライン全国移住フェア」が開催されます。このイベントは、コロナウイルスの影響を受けて急激に変化している移住フェアの形を示す革新的な試みです。
背景と必要性
コロナ禍によって、これまで開催されていた対面式の移住フェアやセミナーがしばらく中止となりました。多くの方々が都市部での生活に不安を感じる中、地方への移住を検討する人が増える一方で、移住相談を行う地方自治体も増加しています。その一因として、都市部での生活のコストや感染のリスク、さらにはテレワークが普及したことがあります。
LOCONECTは、こうした状況を踏まえ、都市へ移住を促すための新しい仕組みとして、オンラインによる全国移住フェアを創り出しました。このフェアでは、地域の小規模団体も出展可能で、出展料は無料です。これにより、予算の限られた団体でも参加できる環境を整えています。
従来の移住フェアとは異なる点
従来の移住フェアでは、参加者が無料で行えることが一般的でしたが、LOCONECTのフェアでは1000円の参加費を設定しています。この試みは、参加者が真剣に移住を考えていることを表す意図があります。同時に、集まった収益は全額日本赤十字社に寄付されるとのことです。
使用するツール「Discord」
移住相談に使用するのは「Discord」というアプリです。このアプリを通じて、効率的に相談や情報交換が行われ、参加者は離れた地方の魅力を直接感じることができます。このようなオンラインイベントは、参加者や出展団体が自由に繋がり、意義のある情報を共有する良い機会です。
参加団体とその活動
2020年5月20日現在で、全国から30道府県・93団体が出展を決めています。オンラインの特性を活かし、これまで都市部中心の大規模企業が行ってきたイベントとは異なり、地方に暮らす個人の手によっても大きなイベントを作り上げることが可能であることが証明されました。
新しい働き方と地方移住の未来
コロナ後、テレワークやリモートワークが普及すると言われている今、地方への回帰は再び注目されています。従来の都市と地方の関係が変化し、地方での働き方や暮らし方への需要が高まる中、今回のオンラインフェアはその流れを後押しする重要な試みです。
参加方法と開催詳細
「オンライン全国移住フェア」は、2020年5月31日(日)10:00から17:00までの間に開催されます。参加希望者は、LOCONECTの公式サイトから申し込みが可能です。場所は、自宅のPCやスマートフォンから参加できるため、どこにいても地方の魅力を体験できます。
この新しい移住の形をきっかけに、地域間のつながりを再構築し、未来の暮らしを考える機会となることを期待しています。LOCONECTの活動を通じて、都市と地方の新たな関係が生まれることを願っています。興味を持たれる方はぜひ参加してみてください。
会社情報
- 会社名
-
LOCONECT事務局
- 住所
- 山口県大島郡周防大島町椋野214-4
- 電話番号
-
0820-72-1441