ONESTRUCTIONがGENIACプロジェクトに継続採択
ONESTRUCTION株式会社は、経済産業省及びNEDOが推進する「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」プロジェクトの第4期において再び採択されました。このプロジェクトは、日本国内の生成AI開発力を強化するために設計されたもので、ONESTRUCTIONは特に建設分野におけるAI活用の新たな可能性を追求しています。
前回の成果と新たな取り組み
前期では、ONESTRUCTIONは「Ishigaki-IDS」という基盤モデルを開発しました。このモデルは、設計情報の生成に特化し、buildingSMARTとの共同実証実験を通じて、その完成度と実効性を検証されました。第4期では、この成果を基に、より広範な建設ワークフロー全体にわたる3Dモデル生成を進める計画です。
特に、ONESTRUCTIONは引き続き、建設ドメイン特有の知識を取り入れ、図面からBIM(Building Information Modeling)データまでを一貫して生成できるシステムの開発に取り組みます。このプロジェクトの主な焦点は、効率的で精度の高い建設業務を実現するための基盤モデルの構築です。
建設業界の効率化を目指す
新たに展開される基盤モデルでは、以下の3つの重要な目標が掲げられています。
1.
ドメイン知識の統合:Webコーパスや国際的な建設基準を活用し、特有の専門用語や表現を体系的に学習することで、より実用的なモデルを実現します。
2.
BIM生成性能の向上:標準規格であるIFCに基づくデータの整合性を確保し、openBIMへの準拠を目指していきます。これにより、生成されるBIMデータが国際標準に適応することを目指しています。
3.
時間の効率化に関する実証:実際の建設ライフサイクルを通じて、設計と構築の各フェーズにおける作業時間を削減する新技術の効果を実証します。
採用情報とコミュニティイベント
また、ONESTRUCTIONでは建設分野のAI技術や基盤モデルの開発に興味を持つ人材を募集中です。詳しい情報は公式サイトに掲載されています。
さらに、Airion株式会社との共同開催で「製造業AIと建設AI」をテーマにしたイベントも計画されています。このオープンな座談会では、産業に特化したAI開発についての価値あるトークセッションを予定しており、参加者との交流の時間も設けています。参加費は無料で、先着20名を対象としています。
まとめ
ONESTRUCTIONは、建設とテクノロジーの接点において革新的な取り組みを行い、未来の建設業界の姿を描き続けています。次世代の基盤モデルを構築することで、建設業務の効率化を図り、より良い社会の構築に寄与することを目指しています。