SHOGUNがエミー賞に?
2024-09-11 11:03:13

ディズニープラス制作ドラマ『SHOGUN』がエミー賞にノミネート!雅楽がもたらした奇跡

エミー賞での快挙



2024年、アメリカのエミー賞で、ディズニープラスが制作したドラマ『SHOGUN』が、最多25ノミネーションを果たし、注目が集まっています。この偉業の影には、栃木県に住む作曲家、石田多朗さんが総合音楽アレンジャーとして関わっています。彼の手がけたサウンドトラックが、テーマ曲賞と作曲賞の2部門でノミネートされたのです。この背景にあるのは、彼が取り入れた雅楽や日本の伝統楽器の響きです。

『SHOGUN』とは



『SHOGUN』は、2024年2月から4月までの期間に全10話が世界配信される予定で、日本の戦国時代を舞台にしたドラマです。主演を務めるのは俳優・真田広之氏で、この作品には日本の専門家たちが制作に参加し、細部にわたる文化考証が施されています。驚異的な人気を誇り、初回の2話が配信されてからわずか6日で900万再生を記録しました。これを受けて、第2シリーズの制作も決定しました。

雅楽を用いた音楽



『SHOGUN』のリアリティを支える要素として、石田さんの共同作業が挙げられます。彼はエミー賞受賞歴のあるアッティカス・ロス、レオポルド・ロス、ニック・チューバといった著名な音楽家たちと協力し、サウンドトラックを手掛けました。彼らは日本の楽器と現代音楽を融合させる試みを行い、石田さんが雅楽の専門家であることを知り、彼にオファーをしたのです。

石田さんは、日本の伝統音楽をアレンジし、邦楽器の演奏者をマネジメントするなど、多岐にわたる役割を果たしました。彼はリモートでのやり取りを通じて、約2年間にわたりこのプロジェクトに関与しました。その結果、雅楽器や邦楽器の魅力が際立つ音楽が誕生し、作品にユニークな雰囲気を与えました。

例えば、石田さんはアッティカスからの要望に応じて、仏教の経文を朗唱する「声明」をテーマとして提案。実際の日本の寺院で録音されたこの声明は、特に大好評を博しました。音楽と文化の融合は、作品に深みを与える大きな要因となっています。

エミー賞ノミネートの意義



今回のエミー賞ノミネートは、日本の伝統楽器が効果的に使われた音楽において、前例のない成果と言えます。これまでも、日本人のノミネートや受賞は多くの分野でありましたが、雅楽を用いた音楽でのノミネートは初めてのことです。日本の文化が国外で認知される機会となり、雅楽への新たな関心が高まることが期待されます。

石田さんは自身の発表の中で、「SHOGUN」のサウンドトラックを通じて、雅楽の可能性と品質の高さが世界に証明されたと感じています。また、伝統音楽に対する関心が高まり、未来に向けた新たな取り組みが進むことを願っているそうです。

終わりに



『SHOGUN』のエミー賞ノミネートは、日本文化を国際舞台で広めるチャンスであり、雅楽の良さを再認識するきっかけにもなります。石田さんの努力と情熱が、多くの人々に感動を与えています。今後の受賞結果が待ち遠しいですね。


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会社情報

会社名
株式会社Drifter
住所
栃木県那須郡那須町豊原甲1023-9
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