横浜で開催される怪文書展『その怪文書を読みましたか』
2024年5月18日から6月2日まで、横浜駅近くのアソビルで「怪文書展」が開かれます。この展覧会は、SNS上で注目を集めた【考察型】の展覧会で、会場では100枚以上の怪文書が展示され、来場者はその内容を解説をもとに考察していくことが求められます。これは単なる展示ではなく、情報を読み解く力を試される体験でもあります。
この怪文書展は、2023年3月に渋谷で初めて開催された際、即完売の人気を誇り、入場までの待機時間が最大で6時間にも達したという盛況ぶりです。シンプルに楽しむことができる一方で、訪れる人々には深い考察を促す内容となっています。
企画・制作は「株式会社闇」とホラー作家の「梨」。彼らは怪文書の背景を探ることで、誰が、どこで、なぜこのような文章を作成したのかを次第に明らかにしていくことを目指しています。このプロセスを通じて、私たちが暮らす情報社会で必要となる洞察力が鍛えられるのです。
現代の情報社会と怪文書
実際、現在のSNSやネット上にはフェイクニュースや疑似科学といった、不確かな情報が散在しています。この展覧会では、そうした情報を怪文書として扱い、その中から本当の意味を見出そうとする試みが行われています。展示される怪文書たちは、一見意味不明に見えるかもしれませんが、じっくり考察することでそれぞれの物語が形成されていくのです。
「怪文書」とは、一見非現実的な内容や誹謗中傷、根拠のない主張を含む文章を指します。この展覧会では、そうした怪文書がどのように作成され、何を目的とするのかを一緒に考えていきます。
展覧会の詳細
- - 開催期間: 2024年5月18日(土)〜6月2日(日)
- - 会場: アソビル
神奈川県横浜市西区高島2-14-9アソビル2F
- - チケット販売開始: 4月30日(火)15時〜
- - 体験料: 1,200円(税込)
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平日: 限定チケット(体験時間1時間)12:00~20:00(最終入場19:00)
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土曜・日曜: 時間指定チケット(1時間毎の入れ替え制)
①10:00 ②11:00 ③12:00 ④13:00 ⑤14:00 ⑥15:00 ⑦16:00 ⑧17:00 ⑨18:00 ⑩19:00
混雑時にはお待ちいただく場合もあるため、入場時間には余裕を持ってお越しください。
詳細やチケット購入については、公式ページをチェックしてください。
公式サイト
横浜での新たな文化体験が、新たな発見をもたらすことでしょう。怪文書展を通じて、普段とは違った視点で情報社会を捉える機会を、ぜひ楽しんでいただきたいです。