台湾のスマートホテルチェーンDUNQIAN、和歌山県と進出協定を締結
2023年9月1日、和歌山県にて、台湾の大手スマートホテルチェーンであるDUNQIANが和歌山県との進出協定を正式に締結しました。この協定は、観光業の活性化や次世代型ホテルの展開を目的としたもので、和歌山の観光資源とのシナジーを生み出すことが期待されています。
和歌山県の観光資源と魅力
和歌山県は、「高野山」や「熊野古道」といった世界遺産を有し、テーマパークや温泉など、観光資源が豊富。また、関西空港へのアクセスが良いため、台湾人観光客にとって魅力的なスポットとなっています。2022年には、じゃらんの宿泊旅行調査で、和歌山県が魅力度ランキングの総合満足度で堂々の1位を獲得しています。
DUNQIANの期待と展開
新型コロナウイルスによる規制緩和が進む中、観光産業の復興に向けた期待が高まっています。DUNQIANの代表取締役である呉秉庭氏は、「和歌山県との連携を通じて、日本における次世代型ホテルの導入を加速させたい」と述べています。特に、無人化を推進する技術を活かし、地域企業と協力したWin-Winの関係構築を目指すとのことです。
協定の詳細
進出協定の調印式は、和歌山県庁で行われ、仁坂吉伸知事や、DUNQIANの呉秉庭氏、そして台北駐大阪経済文化弁事処の向明徳処長が出席しました。この協定により、日本国内初の進出となるDUNQIANは、自社のスマートシステムを活用した新しい宿泊体験を提供する計画です。
スマート化がもたらす新たな宿泊体験
近年、日本の旅行業界では、チェックインやチェックアウトの自動化、AIによるコンシェルジュサービスが注目を集めています。DUNQIANは、台湾でのスマートホテル運営の経験をもとに、これらの技術を日本の旅行市場に導入し、新しい楽しい宿泊スタイルを実現するとしています。
海外進出への礎
この進出は、DUNQIANが日本を起点にさらなる海外市場への拡大を目指す重要な一歩です。宿泊スタイルが多様化する中、DUNQIANは、予約から滞在までのシームレスな体験を提供し、世界中の利用者とのコミュニケーションを深めることを目指します。
DUNQIANについて
DUNQIANが掲げるスマートホテルのコンセプトは、「テクノロジーを駆使したパーソナライズされたサービスを通じて、旅行の在り方を再定義する」というものです。既に台湾で11ブランド、43軒のホテルを展開し、3200室以上の客室を持つ同社は、ファミリー向けのリゾートやビジネスホテル、デザインホテルなど多様な宿泊体験を提供しています。
公式サイトは
DUNQIAN公式サイト からご覧いただけます。
お問い合わせ
報道関係者の方は、Dunqian Intelligent Technology CO., LTDの稲垣正一までお問い合わせください。メールアドレスは
[email protected] です。