株式会社クレストが提供する新たなリテールアナリティクス「esasy Beacon」

株式会社クレストが誇る最新技術「esasy Beacon」

2019年夏、株式会社クレストは「esasy Beacon」という新しいリテールアナリティクスデバイスの提供を開始しました。この革新的なデバイスは、店舗内動線の分析を個人情報を取得せずに実現することが大きな特長です。従来のリテールアナリティクスデバイスでは、分析のために顧客の個人情報を一時的にでも保存する必要があり、そのハードルが多くの企業の導入を妨げていました。

個人情報を用いずに動線分析を実現

esasy Beaconは、スマートフォンのインフォマティブデータを利用することで、特定の個人を識別することなく、店舗内の動きや行動を分析できます。この技術のもと、店舗の回遊データやリピート来店データを把握できるため、マーケティング戦略をより精緻に設計することが可能です。

特に、esasy Cameraで取得できなかった棚間の移動データや再来店に関する情報を取得できるようになったことで、店舗経営者は、いやが応にも魅力的なデータを手に入れることができます。

スマホ広告配信とCRM連携の可能性

さらに、esasy Beaconは広告配信プラットフォームとしての機能も備えています。来店データを元に、自社の広告を来店中の顧客に配信することができ、これにより新しいO2O（オンラインとオフラインを連携する）施策が可能になるのです。ただし、個人情報の観点から慎重な取り扱いが求められます。クレストは、製品開発において憲法や法令を遵守しつつ、店舗経営のデータ活用を推進していく方針です。

リテールテックJAPANに出展予定

さらに注目すべきは、2019年3月5日から8日まで東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN」でのesasy Beaconの展示です。クレストブースでは、今後提供予定のこの製品をいち早く体験することができます。業界関係者ならずとも、最新のリテールテクノロジーに触れる良い機会です。

まとめ

株式会社クレストは、LEGACY MARKET INNOVATIONを企業理念に掲げ、テクノロジーと人の力を融合させて市場に革新をもたらす専門集団です。1987年に設立以来、様々な分野での実績を持ち、特にリテールテクノロジーにおいては業界の先駆者的存在となっています。esasy Beaconはその最新事例であり、個人情報を意識せずに店舗分析を行う新しい時代を切り開く可能性を秘めています。今後の動向に期待が寄せられています。