KCCSの新制度
2025-05-23 11:31:16

京セラコミュニケーションシステム、ベンチャー企業への移籍と兼務搭載を開始!

京セラコミュニケーションシステムが新たなキャリア支援制度を導入!



京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下KCCS)は、最近、革新的なキャリア支援策として「レンタル移籍」と「side project」を同時導入しました。この新たな施策は、社員が自らのキャリアを設計できるようにするためのもので、特にスタートアップ企業での経験を積む絶好のチャンスとなります。

新制度の具体的な内容



「レンタル移籍」では、選ばれた社員が約1年間他のベンチャー企業でフルタイムで勤務できる仕組みが整えられています。一方、短期型の「side project」では、業務時間の一部を使ってベンチャー企業に参加することが可能です。これは、短期間で新しいスキルや知見を得ることができるため、特に若手社員にとって注目の制度です。

2025年4月には、最初の「レンタル移籍」として合計2名の社員が、それぞれ異なる企業に移籍する予定。また、「side project」では、2025年の5月から7月の3ヶ月間に、2名の参加者がベンチャー企業のプロジェクトに関与します。これにより、社員は新しい環境での挑戦を通じて自己成長を促進できると期待されています。

社外インターン制度の背後にある理念



KCCSは、京セラ株式会社の経営情報システム事業部からの分離によって設立されました。2021年から大幅な人事制度の見直しを行い、社員の自律的なキャリア形成を助ける新たな人材育成コンセプトを制定しました。この中に、「レンタル移籍」と「side project」が追加され、外部での実践経験を持ち帰り組織の活性化を図る狙いがあります。人事統括部の大田千夏さんは、「社内では得難い経験を通じて個人と組織の成長を促進する」ことの重要性を強調しています。

参加社員とその役割



「レンタル移籍」に選ばれたのは、盛実遥さんと林祐太さん。盛実さんはディープテックのスタートアップで広報業務を担当し、林さんは生成AIを扱う企業でプロダクトの開発マネジメント業務に従事します。一方、3ヶ月間の「side project」には、大塚敦子さんと高橋優香さんが参加予定。大塚さんは日本とインドを結ぶプラットフォームでのプロジェクトに、また高橋さんは養育費保証のサービスを運営する企業でマーケティング活動に取り組みます。

今後の展望



これらのプログラムの導入は、企業内の人材育成やイノベーションの推進に寄与することが期待されています。また、KCCSはこれらの取り組みを通じて、より多様性のある組織作りや、挑戦が広がる社会の実現を目指しています。さらに、ローンディールは「社外インターン制度」の充実を図り、参加企業を拡大していく予定です。

この新たな取り組みは、上場企業だけでなく子会社でも既に導入例があり、今後の展開が注目されます。ローンディールのセミナーでは、こういった越境経験による成長の実際が紹介される予定で、多くの企業にとっても参考になるイベントとなるでしょう。

自律型キャリア支援の動きは、これからの企業のあり方を大きく変える可能性を秘めています。KCCSの今後の取り組みに注目し続けたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社ローンディール
住所
東京都港区北青山3-6-23 青山ダイハンビル7F
電話番号
03-6427-1121

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