大分県に広がるシュタイナー教育の新たな可能性
大分県国東市でシュタイナー教育を提供するための「広域通信制高校」の設立を目指し、一般社団法人国東シュタイナーあめつちの学校がクラウドファンディングを実施しています。このプロジェクトは、全国のシュタイナー学校の保護者や教員の有志が中心となって立ち上げたもので、2024年8月17日までの期間中に約100万円の資金を集めることを目標としています。
シュタイナー教育とは?
シュタイナー教育は、オルタナティブ教育の一つとして知られており、モンテッソーリ教育と並ぶ歴史ある教育方法です。日本ではまだ一般的に認められていない「非一条校」として扱われることが多く、シュタイナー教育を受ける子どもたちは、高校卒業の際に卒業資格を取得できない場合が多くあります。これを解消するために、国東シュタイナーあめつちの学校は「広域通信制高校」の設立に向けて活動しているのです。
クラウドファンディングの背景
シュタイナー教育を受ける子どもたちに、高校卒業資格を確実に提供したいとの想いから、クラウドファンディングを実施しています。設立を目指す通信制高校では、シュタイナーカリキュラムに基づき、より多様な教育環境が整うことが期待されています。このプロジェクトが成功すれば、多くの子どもたちに新たな学びの機会が拡がります。
プロジェクトの内容
クラウドファンディングのプロジェクト名は「教育の多様性を、もっと公的に」。「シュタイナー教育と社会をつなぐ架け橋になりたい」というビジョンを掲げ、2024年6月21日から8月17日まで活動が行われています。詳細な情報は、以下のリンクから確認できます。
クラウドファンディングの詳細
リターンについて
プロジェクトにはさまざまなリターンが用意されています。例えば、6,000円の支援でお礼状が届き、27,000円では大人のスクーリングチケットも付いてきます。さらに、42,000円の支援ではスクーリングチケットが2枚手に入る特典もあります。支援者一人ひとりの応援が、シュタイナー教育の未来を支える大きな力となります。
まとめ
大分県国東市のシュタイナー教育を通じた新しい試み、そしてその実現に向けたクラウドファンディングがいよいよ始まっています。教育の多様性と社会の架け橋となる通信制高校の設立を目指し、皆さんのサポートをお待ちしています。子どもたちの将来に輝かしい道を開くため、一緒に歩んでいきましょう。