石勝エクステリア、旧ユニフォームをアップサイクル!植物育成培地として社内緑化に貢献
株式会社石勝エクステリアは、ユニフォームのリニューアルに伴い、使用済みのユニフォームを廃棄物として処分するのではなく、アップサイクルするという画期的な取り組みを実施しました。
具体的には、旧ユニフォームを粉砕し、スタイレム瀧定大阪株式会社が開発したポリエステル繊維リサイクル培地「TUTTI」に混ぜ込むことで、オリジナルの植物育成培地を制作。この培地を用いて、社内の緑化活動に活用しています。
環境配慮と資源循環の両立
石勝エクステリアは、50年以上にわたって環境緑化事業を展開してきた企業です。今回の取り組みは、長年の経験とノウハウを活かし、自社のユニフォームという廃棄物を新たな資源へと転換させる、持続可能な社会貢献の一環と言えるでしょう。
「TUTTI」は、ポリエステル繊維を主成分とした軽量で通気性・保水性に優れた培地です。花や苗木など、様々な植物の育成に適しており、室内での使用も容易です。石勝エクステリアが開発したオリジナル培地は、「TUTTI」の原材料の約14%に旧ユニフォームが使用されています。
社員意識の向上にも貢献
この取り組みは、単なる廃棄物処理の改善にとどまりません。社員一人ひとりに資源の大切さ、そして環境保全への意識を改めて認識させる機会にもなっています。アップサイクルされたユニフォームが、社内の緑を育む姿を見ることで、環境への責任感や持続可能性への関心がより一層高まることが期待されます。
石勝エクステリアの企業理念
石勝エクステリアは、「みどりとともに」をスローガンに掲げ、都市空間から住宅、公園、ゴルフ場まで、様々な場所で緑豊かな空間を創造しています。高い技術力とデザイン力で、人々が自然と触れ合い、やすらぎを感じられる環境づくりに貢献しています。今回のユニフォームのアップサイクルは、その企業理念を体現する取り組みと言えるでしょう。
まとめ
石勝エクステリアのユニフォームアップサイクルは、企業の社会的責任を果たすだけでなく、社員の意識改革にも繋がる、非常に意義深い取り組みです。この事例は、他の企業にとっても、資源の有効活用や環境配慮活動を行う上での重要な参考となるでしょう。廃棄物の削減、資源の循環型社会の実現に向けた、企業の積極的な姿勢が、より良い未来を創造することに貢献する好例と言えるのではないでしょうか。
企業情報
株式会社石勝エクステリア
本社所在地:東京都世田谷区玉川2-2-1
代表者:代表取締役社長 山岸通庸
設立:1972年(昭和47年)1月20日
資本金:1億円
事業内容:環境サービス事業、環境コンサルタント、造園土木の設計・施工・監理、公園・緑地・ゴルフ場の管理運営事業
URL:https://www.ishikatsuext.jp