FP川柳コンテスト2024の結果発表
2024年の「くらしとお金のFP川柳コンテスト」が盛況のうちに終了しました。このコンテストは、日本FP協会が主催し、私たちの生活に密接に関わるお金の問題について考えるきっかけを提供することを目的としています。2024年7月23日から8月13日までの間、X(旧Twitter)において2,124句の応募があり、510名の方々が参加しました。
コンテストの概要
応募者は、公式Xアカウントをフォローし、「川柳メーカー」を使って川柳を投稿する形で参加しました。
最優秀賞にはQUOカードPay3万円、優秀賞には2万円、入賞者には1万円のQUOカードPayが贈られ、多くの創造力豊かな作品が寄せられました。
入選作品の紹介
最優秀賞
- - おままごと慣れた手つきでPay払い(あいりちゅ)
受賞者はこの川柳を通じて、お金について日々意識して考える重要性を感じ、さらに節約や貯金の方法を学ぶ意欲が高まったことを伝えています。
優秀賞(複数作品)
- - NISAとは?わからぬうちに新NISA(hyou hyou)
日常的に使っているお金の知識がまだまだ不足していると感じ、これからはもっと学びたいという意志を表現しています。
お金の管理に必要な視点を持つことで、長期的な視野を持って投資に臨む心構えを表現しました。
入賞作品
他にも、
FPを学んだことで生きる金(鈴鳴うた猫)など、川柳を通じてお金に対する意識が変わったことを語る作品が多数寄せられました。参加者たちは、さまざまな視点から生活やお金についての考えを表現し、共感を呼ぶ内容となっています。
例えば、
しあわせの価値はわたしが決めていく(佐藤和子)という作品では、現代の不安定な経済状況に対し、個々のしあわせを見つける大切さについて考えを巡らせています。また、
安い店昔はチラシ今アプリ(さささささ)では、日本人が本来避けているお金の話題を取り上げることで資産運用に対する意識を高めようとしています。
コンテストの意義
日本FP協会は、ファイナンシャル・プランニングの普及を通じて社会教育活動を進めています。このようなコンテストは、多くの人々にお金の管理への理解を深め、意識の変化を促すための良い機会となりました。今後も、参加者の皆さんが学びを活かして、より良いライフプランを描いていくことを期待しています。
ファイナンシャル・プランナーとしての知識を深め、冷静にお金との向き合い方を見直すきっかけを多くの人々が得られたことに、主催者としての喜びを感じています。