UMITO Partnersが提携、海洋産業の未来を切り開く
株式会社UMITO Partnersが、海洋サステナビリティを推進する国際的なネットワーク「1000 Ocean Startups」に日本初のアフィリエイトとして参画したことを発表しました。このコミュニティは2030年までに1,000社の海洋スタートアップを育成し、海の健康を回復させることを目的としています。
海洋経済の現状とこれからの課題
海洋経済は2010年の約1.5兆ドルから2030年には約3兆ドル規模に成長すると予測されていますが、現在、世界の天然漁業は生産の限界を迎えています。2030年には世界のタンパク質需要が増加する中で、従来の「とる・使う」中心の資源利用モデルから脱却する必要があります。持続可能な海洋経済の実現には、最先端技術を駆使した新たな産業の創出が求められています。
ところが、アジア地域の海洋に対する投資はまだまだ不足しており、資金循環の仕組みや環境評価フレームワークが欠如しているため、日本は他国に比べてイノベーションが進みにくい状況です。
UMITO Partnersの取り組み
UMITO Partnersは、国内の漁業現場に密着した持続可能な水産業のコンサルティングを行ってきました。また、環境インパクト測定指標「Ocean Impact Navigator」の国内初評価を実施し、海洋特化型ファンドの企画を進めています。これらの取り組みを通じて、日本におけるサステナビリティとブルーエコノミーの基盤を築いてきました。
「1000 Ocean Startups」への参画は、UMITO Partnersが世界の主要なベンチャーキャピタルやアクセラレーターとコラボレーションし、環境の回復と経済発展を同時に実現する海洋イノベーションの創出を加速するための重要なステップです。
1000 Ocean Startupsとは
1000 Ocean Startupsは、海洋保全プロジェクトの一環として2021年に設立され、世界最大の海洋スタートアップ支援プラットフォームです。加盟している65以上の組織は、総資産が30億ドルを超え、850社以上のスタートアップに対して40億ドル以上の資金を提供しています。海洋分野へのインパクト測定の標準化や投資を呼び込む活動を通じて、海洋の健康を取り戻すことを目指しています。
期待される未来
UMITO PartnersのCEOである村上春二氏は、「海洋環境は急速に変化しており、それに私たちが対応するためには新たなイノベーションが必要です」と語ります。経済成長と海洋環境保全を共存させる新たな産業構造を構築する必要があります。
UMITO Partnersの参画によって、ニューブルーエコノミーの実現に向けた動きに拍車がかかり、環境と経済が両立する社会を実現する準備が整いつつあります。今後の海洋産業の変化に期待が寄せられています。
会社情報
UMITO Partnersは、海洋サステナビリティ企業として海洋分野におけるネイチャーポジティブへの転換を進めています。様々な事業を通じてブルーエコノミーの実現を目指し、2023年には国内水産業界初のB Corp認証を取得しました。