介護向けユニットバス
2024-10-02 18:45:05

パナソニックが介護施設向けユニットバスを新ラインアップで強化

パナソニックが介護向けユニットバスのラインアップを強化



介護業界の人材不足が深刻化している中、パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社は、介護職員の負担軽減と利用者の快適性向上を目指して、新たなユニットバス「アクアハートF-eX K」のラインアップを2024年10月2日より受注開始することを発表しました。

背景



現在、介護業界では多くの課題が存在します。特に、介護職員の数が2026年度には約240万人必要とされる一方で、2022年度の介護職員数は約215万人に留まっており、約25万人の人手が不足すると予想されています。このような厳しい状況の下、同社は2022年に新しいユニットバスの販売を開始し、複数人同時入浴の介助をスムーズに行える環境を整えることを目的としていました。

「アクアハートF-eX K」は、ユニットバス同士の連結枠を撤廃することで、浴槽間の移動が容易になり、介助の負担を軽減できる設計となっています。さらに、浴槽間はシャワーカーテンで仕切られているため、プライバシーにも配慮されています。

新しいラインアップの特長



新たなラインアップでは、以下の特長が追加されています。

1. フラットラインLED照明(調色)をオプションで提供。均一に空間を照らす導光棒技術を採用しており、凹凸が少ない形状のためお手入れも簡単です。また、色温度を変更できる調色機能も搭載されています。

2. 標準装備にW水流シャワーを採用し、水栓デザインを一新しました。シャワーヘッドは、中心部に小さな穴を配置し、周囲には大きな穴を配置することで、快適さと節水性を両立。さらに、一時止水スイッチも追加され、より便利に使用できるようになっています。

利用者様の声



実際にこのユニットバスを使用している施設の利用者の中には、知人同士での浴室で会話が弾むこともあり、介護スタッフに体の不調を打ち明けるきっかけにもなっているという声も寄せられています。これにより、介護の質が向上し、一人ひとりのニーズにさらに応えていくことができるようになります。

まとめ



パナソニックは、『くらしの「ずっと」をつくる。“Green Housing”』という事業スローガンをもとに、変化する社会課題に応え、持続可能な豊かな社会を目指しています。新しい「アクアハートF-eX K」のラインアップ強化により、介護現場の負担を軽減し、利用者の快適性をさらに高めることが期待されています。今後の展開にもぜひ注目していきたいところです。


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会社情報

会社名
パナソニックグループ
住所
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121

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