藻場再生と脱炭素
2026-01-21 14:21:13

東京海上アセットマネジメントと出光興産が藻場再生で脱炭素推進

藻場再生とブルーカーボンの可能性



最近、環境問題の解決策として注目を集めているブルーカーボン。その一環として、東京海上アセットマネジメント株式会社(TMAM)、出光興産株式会社、株式会社商船三井の3社が共同で藻場再生を通じた脱炭素の推進に向けた取り組みを始めました。このプロジェクトは日本各地で展開され、地域創生と生物多様性の保全にも寄与すると期待されています。

ブルーカーボンとは


ブルーカーボンは沿岸や海洋生態系が光合成を通じて大気中のCO2を取り込み、海底や深海に蓄積する炭素を指します。2009年には国連環境計画(UNEP)の報告書で初めてこの概念が紹介され、温室効果ガスの吸収源として新たな選択肢となっています。

藻場再生の重要性


藻場は海の生態系において非常に重要な役割を果たしますが、最近ではその面積が減少し、環境問題を引き起こしています。藻場が減少すると、海の生物多様性が失われ、漁業や地域経済にも悪影響を及ぼします。今回の取り組みでは、藻場を再生することで、これらの問題を解決しようとしています。

実証プロジェクトの開始


2024年10月には、「自然由来系脱炭素の推進および生物多様性保全に向けた取り組み拡大と経済価値向上に向けた検討会」を共同で創設し、関連企業や官公庁、ソリューション提供企業と連携してブルーカーボンの社会実装に向けた議論を進めていく予定です。このプロジェクトでは、島根県などの沿岸域で藻場再生に向けた具体的な活動が展開され、実際のノウハウが蓄積されることが目指されています。

地域と連携した価値創造


藻場再生に向けた活動は、各地域の漁業者や自治体、教育機関などと連携して進められます。この地域連携によって、藻場再生を通じた地域創生活動が活発になり、生物多様性の保全や環境教育など、経済価値以外のプラスアルファの価値創造も見込まれています。

大規模プロジェクトの展開


今後は、ブルーカーボンクレジット制度の枠組みを活用し、沿岸域での実証活動から得られた知見を基に、将来的な大規模プロジェクトの組成と実行可能性の検討が進められます。この取り組みは、地域経済の活性化や磯焼け問題の解決にも寄与し、脱炭素社会の実現に向けた重要な一歩となるでしょう。

結論


東京海上アセットマネジメントと出光興産の取り組みは、藻場再生を通じて持続可能な未来を目指すものであり、地域に新たな価値をもたらす可能性を秘めています。今後の進展が期待されるプロジェクトです。


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会社情報

会社名
株式会社商船三井
住所
東京都港区虎ノ門2-1-1 商船三井ビル
電話番号

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