杏さんが出演するUberの新CM、「タクシーを、思いのままに」
Uber Japan株式会社は、9月12日に俳優杏さんを起用した新CM「タクシーを、思いのままに」を発表しました。今回のCMは、Uberの公式YouTubeチャンネルに公開され、9月15日からテレビでの放送が始まります。Uberが著名な俳優を起用したCMを発表するのは、これが初めての試みです。
このCMでは、杏さんが仕事と育児を両立する母親を演じ、子どもと帰宅する道中で「スーパーパワー」を使ってタクシーを呼ぶ様子が描かれています。しかし、実際にはUberアプリを使用してタクシーを配車しただけという、親子の日常的なほのぼのとしたやりとりがユーモアを交えながら表現されています。
Uberの認知度向上に向けた新たな試み
Uberは、全国的にサービス展開を進める中で、タクシー配車サービスの認知度拡大が必要であると考えています。現状では、日本における配車アプリの普及率は約10%と低く、他国と比較すると多様な移動ニーズに応える機会がまだまだあると捉えています。こうした背景から、杏さんのような多くの世代に親しまれる存在を起用することが選ばれました。
杏さんのライフスタイル、フランスと日本を行き来しながら仕事と育児をこなす姿勢が、UberのサービスやCMのコンセプトとも重なります。
CMの内容と見どころ
公開されたCMには、杏さんが母親役として登場し、街の中心で子どもと共に帰宅するシーンが描かれています。「今日も頑張ったもんね」と母を心配する子どもに向かって、杏さんがUberアプリを使って「1分後に到着」と表示されたタクシーを手招きします。子どもが「スーパーパワー」を信じ、この感動的な瞬間を楽しむ姿が微笑ましいです。乗車後、子どもが観覧車をしつこくおねだりするシーンでは、杏さんが不思議な力でそれを実現させるという演出があり、親子の温かい絆が感じ取れるストーリーになっています。
CM公開とともに映像も発表
CMの発表に合わせて、メイキング映像や杏さんの公式インタビューも同時に公開されました。香港生まれの杏さんがこのCMを通じてどのように感じたのか、その素顔を垣間見ることができる貴重な機会です。代表の山中志郎氏は、タクシー配車の利便性をより多くの人に知ってもらいたいと語り、さらに多くの世代への利用を促しています。
今後の展望
Uber Japanは、「Go Anywhere(どこへでも行ける)」というビジョンの実現に向けて、サービスエリアや機能を拡充し、利用者が日常生活で気軽に使えるような認知拡大施策にも力を入れていくとしています。新CMを通じて、より多くの人々がUberのサービスにアクセスできることを期待しています。
CA対した杏さんのインタビュー
杏さんは、CM撮影の際に印象に残ったシーンを語り、特にスーパーパワーを使う際の演技に満足している様子でした。また、スーパーパワーが使えるなら整理整頓を手伝ってくれる能力が欲しいと笑いを交えた回答もありました。さらに彼女は、タクシーを利用する際の状況やUber Taxiを家族や特に10代のお子さんにおすすめする理由を語っています。シニア層の方々からのニーズが高まることも考慮して、安全で安心な移動手段としてUberが今後も多くの人々の役に立つことを強調しました。
最後に
杏さんの活躍とともに、Uberの新しいCMがどのように人々の心に響くのか、今後の広がりに期待が集まります。