岐阜のIT企業LinkStory、ベトナムに現地法人を設立し開発体制を強化

株式会社LinkStoryがベトナムに現地法人を設立

岐阜県瑞穂市を拠点とする株式会社LinkStoryは、さらなる成長を見据えてベトナムのホーチミン市に「LinkStory Asia」を設立しました。この新たな拠点は、オフショア開発体制を強化し、💻優れたIT人材の確保を目的としています。

設立の背景

LinkStoryは、ITソリューションやDX支援を通じて日本企業のデジタル化を促進してきました。しかし、日本国内におけるIT人材の不足が深刻化する中、持続可能な開発体制の維持が大きな課題となっています。そのため、アジア市場、特に優秀な若手IT人材が多く集まるベトナムに着目しました。ホーチミン市は、大学や専門教育機関の育成制度が整備され、質の高いエンジニアを輩出しています。

また、日本との時差がわずか2時間であることから、スムーズなコミュニケーションが可能となります。この体制が、グローバルな開発環境を形成する要素となり、LinkStory Asiaの設立に至りました。

LinkStory Asiaの役割と展望

新たに創設されたLinkStory Asiaでは、オフショア開発サービスを提供するだけでなく、現地企業との協業を通じてアジア市場向けのITソリューションの開発にも取り組みます。日本の厳格な品質管理と、現地エンジニアの技術力を融合させることで、高付加価値なサービスを実現し、開発効率の向上とコストの最適化を図ります。

さらに、LinkStoryは、マンガやヴィジュアル系音楽など日本独自の知的財産（IP）の海外展開にも注力しています。アジア市場はこの展開において重要なターゲットであり、今後さらに大きなプロジェクトが進行することが期待されています。

今後の主な展開

1. オフショア開発の強化: 現地エンジニアとの連携を深め、高品質なシステム開発および運用体制を構築します。

2. スムーズな連携体制の構築: 日本との時差を活かし、即応性のある開発プロセスを確立します。

3. アジア市場向けITサービスの開発: 地域のニーズに応じたソリューションを企画・提供し、競争力を高めます。

4. 文化コンテンツのアジア展開: マンガや音楽（特にヴィジュアル系）のコンテンツを通じて、日本文化を広める取り組みも進めます。