2026年1月、株式会社AirX(以下、AirX)と株式会社エイチ・アイ・エス(以下、HIS)が業務提携を結ぶことが発表され、旅行業界に新たな風が吹き込まれます。両社は「世界でのスマートモビリティ旅行の提供」を目指し、革新的な旅行体験を共同で展開する予定です。
HISは、1980年に設立された日本を代表する旅行会社で、そのネットワークは国内外に広がり、現在では59カ国に290の拠点を持っています。旅行業務にとどまらず、飲食業、教育、地方創生、スポーツなど、多岐にわたる事業を展開しているHISの存在は、旅行サービスを利用する人々にとって信頼の証です。
一方、AirXは2015年に創業し、エアモビリティの確立に向けて取り組んでいます。ヘリコプターや空飛ぶクルマ(eVTOL)の供給体制を整え、次世代の空の移動体験を提供することを目指しています。この2社の提携は、旅行者に新たな空の冒険をもたらす大きな一歩となります。
提携の第一弾として、2026年1月からフランス、スイス、モナコ、ニュージーランドにてヘリコプターサービスが始まります。特に南フランスのニース、モナコ、カンヌ間の移動がヘリコプターで可能となることで、旅行者は驚くほど短い時間で目的地にアクセスできるようになります。このサービスは、効率的で快適な移動を求める旅行者にとって理想的です。
さらに、旅の魅力を増す特別な体験も提供されます。美しいワイナリーの景観を空から楽しむだけでなく、個別のニーズに応じたプライベートチャーターサービスも利用可能です。これにより、観光やビジネスで訪れるハイエンド層の旅行者に、特別な体験を提供することができるようになります。
AirXは、インフラ構築からサービス提供までを一貫して行う次世代航空モビリティ企業として、旅行者の期待を超える移動体験を実現します。彼らは、「AIROS Skyview」というヘリコプター遊覧予約サイトや、チャーター見積もりサイト「AIROS」を運営し、手軽に空の旅行を楽しむためのプラットフォームを整えています。
この新たな提携を通じて、AirXとHISは、旅行業界に革新をもたらし、旅行者に対してますます多様な選択肢を提供していきます。グローバルな視点で旅を楽しむことができる新しい時代の幕開けに、ぜひご期待ください。