2026年1月10日(土)、日本科学未来館にてイグ・ノーベル賞公式イベント「Ig Nobel Face-to-Face in JAPAN」が開催されます。このイベントでは、2025年にイグ・ノーベル賞を受賞した研究者や、ノーベル賞受賞者が登壇し、彼らの受賞研究内容を解説するほか、研究にまつわるエピソードや科学への情熱について語ります。
今年で35回目を迎えるイグ・ノーベル賞は、科学にユーモアを交えた形で人々に新たな視点を提供することを目的としています。毎年、世界中から選ばれた約10のグループや個人に与えられ、特に日本では19年連続で日本人研究者が受賞するなど、すっかりおなじみの存在となりました。
今回のイベントでは、参加者全員と登壇者が一緒になって「紙飛行機とばし」を楽しむオープニングセッションがあります。これは、参加者自身が紙飛行機を折り、多くの人が一斉に空に飛ばすという、楽しい体験となります。
主な登壇者には、兒嶋朋貴氏(農業・食品産業技術総合研究機構)、宮下芳明氏(明治大学)、吉澤和徳氏(北海道大学)、梶田隆章氏(東京大学)が含まれています。彼らはそれぞれの受賞研究や現在進行中のプロジェクトについて、直接聴衆に解説します。研究の背景やそれを始めたきっかけ、そして科学の面白さについて熱い思いを語ります。
イベントのプログラムは3部構成となっており、第一部では登壇者たちのスピーチを予定しています。続く第二部では、研究を始めたきっかけや科学への情熱、研究の魅力を深く掘り下げるトークセッションが行われます。最後の第三部では、参加者を対象にした抽選会が設けられ、米国での「Ig Nobel Face-to-Face」イベントの公式グッズや、受賞者のサイン入り商品などが当たります。
このイベントは、科学の素晴らしさを多くの人に伝えることを目指しており、小学校高学年以上が参加対象となっています。事前申し込みが必要で、先着順で250名まで受け入れられるとのことです。また、訪問には入館料が不要ですが、特別展やドームシアターの鑑賞には別途料金がかかります。
近年、科学に対する関心が高まっている中で、このイベントは新たな知識を得るだけでなく、楽しさも提供します。ユーモアあふれる科学の世界を体験しにぜひお越しください。
開催概要
- - イベント名: イグ・ノーベル賞公式イベント「Ig Nobel Face-to-Face in JAPAN」
- - 開催日時: 2026年1月10日(土) 13:00-15:00
- - 開催場所: 日本科学未来館 7階 未来館ホール
- - 定員: 250人(事前申込制、先着順)
- - 対象: 小学校高学年以上推奨
- - 主催: 日本科学未来館
- - 参加費: 無料(入館料も不要)
- - イベントページ: こちらから