「100年長持ちする家づくり」を目指した新プロジェクト発足！

目指すは「100年長持ちする家」

平松建築株式会社が掲げる理念、「100年長持ちする資産価値の高い家づくり」。この目標を実現する第一歩として、2025年10月16日に、同社が発足させた「SUMMUT品質向上委員会」が話題を呼んでいます。

委員会の発足背景

住宅業界における施工品質向上の必要性は日々高まっています。「住宅相談統計年報2024」によると、リフォームに関するトラブル相談は2000年から累計15万件を超えており、その多くが施工後の不具合に関するものです。特に、ひび割れや雨漏りなどの問題が常に上位を占めており、これは施工品質の向上が急務であることを示しています。よって、平松建築は自社の長年の技術と経験をもとに、認定工務店との協力を通じて業界全体の品質向上を目指しています。

SUMMUT品質向上委員会の活動

「SUMMUT品質向上委員会」では、NEXT STAGE社の技術協力のもとで、以下の活動を行っていきます。

- 定期的な技術研修: 3ヶ月に一回のオンライン研修と年一回の対面研修を行い、施工技術の継続的な改善を図ります。
- 実践的な施工マニュアルの提供: WB工法の重点施工内容と、平松建築基準に基づく詳細なマニュアルを整備します。
- トラブル事例の共有: 実際に起こったトラブルを分析し、再発防止策を工務店間で共有します。
- 第三者による検査体制の構築: 客観的な品質評価を受けることで、データに基づいた生産プロセスの分析を進めます。
- 施工性の向上: 現場からのフィードバックを体系的に集約し、改善のための仕様に反映させます。

第1回勉強会の成功

2025年10月16日に行われた第1回勉強会には、全国から48社の工務店が集まり、様々なプログラムが展開されました。平松社長からのビジョンの共有や、NEXT STAGE社による品質向上に関する紹介、実技研修や見学会などが実施され、参加者からは満足度9.1点という高評価を受けました。参加者の声では、トラブル事例の学びや施工現場の見学が非常に有意義であったと様々なフィードバックが寄せられました。