スイス時計ブランドVULCAIN、新たなコレクションを発表
スイスの老舗時計ブランド、
VULCAIN(ヴァルカン)が新作腕時計を発表しました。ビヨンクールが運営するファッションウォッチセレクトショップ、
H°M’S” WatchStoreにて、2025年12月より販売が開始される「
Grand Prix」と「
Monopusher Heritage」の2コレクションは、それぞれ異なる魅力を持つ3つのモデルからなっています。
Grand Prix — 伝統を現代に落とし込むエレガンス
新作の「Grand Prix Small Second Purple」は、39mmのクラシックなサイズ感と薄型デザインで、手首にフィットします。特に注目すべきは、深い紫色の文字盤。光の加減によって変化するサンバースト仕上げが、見る角度によって高貴な陰影を切り出します。再現された6時位置の小秒針は、1950〜60年代のデザインへのフィーチャーとなっており、ヴィンテージ感を醸し出しながらも、現代的なエレガンスを感じさせます。
ムーブメントには信頼性が高い
Landeron L24を採用し、約40時間のパワーリザーブを実現。水深50メートルまでの防水性能もあり、フォーマルからカジュアルな場面まで幅広いシーンで使用可能な実用性も持ち合わせています。さらに、ブラウンまたはブラックのレザーストラップには丁寧なステッチが施されており、細部にも気配りがなされています。
限定モデル「Grand Prix Small Second Purple Limited Edition」も発売され、ナンバリング入りケースバックが特徴で、特別な仕上げが施されています。限定25本ということで、コレクターズアイテムとしての価値も高まる一品です。
Monopusher Heritage — スポーツの記憶を甦らせる
一方「Monopusher Heritage」は、1930年代に遡る歴史を持つモデル。ヴァルカンは、その当時スペイン語圏での存在感を強め、1934年にはレアル・マドリードの公式タイムキーパーとなった歴史を持っています。VULCAIN製のクロノグラフが当時の名GKザモラの活躍を支え、スペインカップ制覇に貢献したことから、この新作にもその名残が表れています。
「Monopusher」は、1950年代のオリジナルクロノグラフを現代に復刻したもので、39mmのコンパクトなケースサイズにアラビア数字のインデックスが忠実に再現されています。12時位置には「Graduated for 30 pulsations」と記されたパルソメーターも搭載され、機能性とデザイン性が両立されています。
ムーブメントには、現代の精度を誇る
SELLITA SW510手巻きキャリバーが採用されており、スイスの職人技が光ります。このモデルはVULCAINの歴史とレアル・マドリードの栄光が融合した唯一無二のクラッシックなクロノグラフとなっています。
発売情報
新作腕時計の発売は、
2025年12月27日 (土)からエイチエムエスウォッチストア表参道にて先行販売を開始。その後、
2026年1月5日 (月)からは公式オンラインストアでも一般発売が予定されています。なお、限定モデルは数量限定のため、売り切れ次第販売終了となります。
- - Grand Prix - Small Second Purple: 253,000円(税込)
- - Grand Prix - Small Second Purple Limited Edition: 264,000円(税込)
- - Monopusher Heritage - Panda: 594,000円(税込)
取り扱い店舗
H°M’S” WatchStore 表参道
住所: 東京都渋谷区神宮前4-4-9-1F
電話: 03-6438-9321
この新作モデルは、時代を超えて魅力を持つ時計ファンにとっては手に入れたい一品です。トラディショナルでありながらも、現代のエッセンスを兼ね備えたVULCAINの腕時計を是非チェックしてみてください。