東急株式会社が担う北谷公園の未来
渋谷区にある「北谷公園」を代表する公園運営団体、「しぶきたパートナーズ」が再選定を受け、今後の発展に期待が寄せられています。東急株式会社を主軸とし、株式会社CRAZYADや株式会社日建設計から成るこのチームは、2025年12月から2031年までの間、指定管理者として同公園の運営を行います。これまでの実績に基づく高い評価が、さらなる運営に繋がっています。
北谷公園とは
北谷公園は、渋谷駅から徒歩約7分の位置にあり、面積は約960平方メートルの街区公園です。リニューアルを果たしたこの公園は、2021年4月に新しい形でオープンし、多様な用途に対応する魅力的なスペースへと進化しました。かつては閉鎖的であったこの場所も、現在では多くの人々が訪れる、開かれた公共スペースへと変わっています。
地域との結びつき
「しぶきたパートナーズ」は、公園の運営だけでなく、地域との連携も重要視しています。「JINNAN MARKET」や「SHIBUYA PARK MUSIC」といったイベントを通じ、地域住民や訪れる人々とのつながりを深めています。これらのイベントはただ楽しむだけではなく、地域の魅力を再発見する機会ともなっています。
JINNAN MARKET
「JINNAN MARKET」は春と秋に開催される地域のマーケットイベントで、地域の子育て支援施設や商業店舗と連携し開催されます。このイベントでは、フリーマーケットや親子向けのワークショップが行われ、家族連れから友人同士まで、誰もが楽しめる場として親しまれています。回を重ねるごとに来場者数は増加し、2024年にはさらなる規模の拡大が期待されています。
SHIBUYA PARK MUSIC
音楽イベント「SHIBUYA PARK MUSIC」は、北谷公園のリニューアル直後から実施され、さまざまなアーティストによるパフォーマンスを楽しむことができる新たな場を提供しています。特に「Silent Live」と呼ばれるユニークなスタイルのライブは、FMラジオを通じて観客に生演奏を届けることで、過去にない音楽体験を提供しています。このように、音楽を通じて地域の活気を生み出す試みも行われています。
まとめ
再選定を受け、「しぶきたパートナーズ」は、今後も地域の価値向上と公共空間の魅力創出に努めていきます。公園はただの休憩エリアではなく、地域の文化が育まれる場所として、さらに進化していくことでしょう。渋谷の中心に位置するこの北谷公園で公開される新しい可能性に、ますます注目が集まります。