帯広の食べ歩きプロジェクト
2025-04-22 15:21:20

帯広の未来を見据えた食べ歩きまちづくりプロジェクトが始動

帯広の未来を見据えた食べ歩きまちづくりプロジェクトが始動



このたび、地域の魅力を再発見し、食や文化、観光を通じて活気を取り戻す「帯広食べ歩きまち株式会社」の設立が発表されました。本プロジェクトは、東京都文京区に本社を置くscheme verge株式会社が参画し、2025年5月の本格始動を目指しています。この取り組みは、地域の多様な事業者との協力を深めながら、帯広・十勝地域の発展を促進することを狙いとしています。

新たなビジョンと事業の展望



帯広中心市街地は、長年の空洞化や人口減少の影響を受けてきましたが、民間の再生への試みが進行しています。そこで、帯広食べ歩きまち株式会社は、歩いて楽しい、食と文化を楽しめる場所を提供するという新たな都市モデルを構築することを目指しています。

具体的には、食べ歩きツアーやバスツアー、セルフツアーアプリを通じて観光客を迎え入れることにより、まちの活気を高める施策を進めます。また、歩行者優先の環境整備や公的空間の活用を取り入れ、滞在の価値向上を図ります。

地域との連携と挑戦



「帯広食べ歩きまち構想」は、観光だけでなく、地域の農産物を利用した食体験や馬文化、ナイトタイムエコノミーの推進を行います。すでに取り組まれている藤丸百貨店の再建や観光宿泊施設の改良プロジェクトなど、地元事業者と協力しながら“食”を通じて地域の魅力を発信。一方で、地域外からも多くの観光客を誘致できる仕組みを整えようとしています。

これにより、観光産業と地域商業のシナジーを生み出し、帯広ならではの魅力を発信することが期待されています。

地域コミュニティとの協働



帯広食べ歩きまち株式会社の設立にあたり、多様な関係者との連携が重要となります。地域の教育機関や交通・文化市民団体と協力し、「帯広食べ歩きまちコンソーシアム」を設立予定であり、今後の会議を通じて具体的な施策を協議することとなります。地域全体での連携を強化し、持続的なまちづくりを進めていく考えです。

未来へ向けた一歩



このように、帯広食べ歩きまち株式会社は、観光や地域コミュニティのニーズに応じた新たな価値を提供し、地域の活性化を目指しています。これからの展開に期待が寄せられる同社は、地域の特性を活かした独自の都市像を描くことに挑戦し続けるでしょう。

さらに、観光客が集まることで、新しいビジネスの可能性も広がります。食と文化の交流を楽しむ町として、帯広が新たな観光地として進化していく姿に、私たちも目を離せません。今後の帯広のさらなる発展に、期待が高まります。


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会社情報

会社名
scheme verge株式会社
住所
東京都文京区向丘2-3-10 東大前HiRAKU GATE 401
電話番号
050-3702-1984

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