心理学の歴史を学べる新刊
2025-12-11 12:10:54

イェール大学出版局の新刊『若い読者のための心理学史』が12月20日に登場!

『若い読者のための心理学史』の魅力



イェール大学出版局の「リトル・ヒストリー」シリーズの最新刊、『若い読者のための心理学史』が、いよいよ12月20日にリリースされます。この書籍は、心の仕組みやそれを理解しようとする試みにスポットを当て、心理学の多様なアプローチを探求します。著者のニッキィ・ヘーズは、心理学の発展を追いながら、東洋や世界各国における多様な考え方にも触れています。

この本が目指すのは、心理学がどのように進化してきたかを、興味深くて楽しめる形で読者に伝えることです。本書を通じて、読者は心理学の世界に引き込まれるでしょう。アメリカのコーネル大学の心理学教授ロバート・スターンバーグも本書を絶賛しており、「心理学の魅力的で楽しい入門を求めているすべての人に心から推薦する」と述べています。

心理学の多様性を理解する



本書では、古典的な心理学の実験から、現代のポジティブ心理学まで、幅広いテーマを扱っています。「パブロフの犬」に始まり、「ミルグラムの電気ショックの実験」、そして「CIAによる精神支配の秘密プロジェクト」にまで及びます。これらは、心理学がどのように社会に影響を与えてきたかを示す重要な事例です。

特に、ユングやフロイトなどの著名な思想家の考え方や、劣等感、PTSDといった心理学の核心概念についても詳しく掘り下げられています。最終章では、心理学がその歴史を通じてどのように進化し、より豊かで多様な学問へと発展してきたかを語ります。

詳細な目次で理解が深まる



本書は全40章から成り立っており、各章で異なるテーマが扱われています。1章は「はじめに」で始まり、進化する科学、精神物理学、無意識に関する最新の理論などが連なります。

特に、社会学習や態度の変容についての記述は、現代社会に生きる私たちにも役立つ情報が満載です。心理学の歴史を振り返りながら、心理学がどのように人間の多様性を取り入れ、発展してきたのかを理解する手助けをしてくれます。

著者と翻訳者のプロフィール



著者のニッキィ・ヘーズは、イギリス・バークシャー州出身で、多年にわたり心理学の分野で活躍してきました。リサーチや教育活動を通じて、心理学の普及に貢献しています。翻訳者の月沢李歌子もまた、心理学や経済学、哲学の分野で多くの著書を持つ著名な翻訳家です。

終わりに



心理学の歴史を新たな視点から学ぶことができる『若い読者のための心理学史』。この書籍は、単なる知識の取得だけでなく、心の理解を深める貴重な機会となるでしょう。興味深いテーマを通じて、読者は心理学の深淵な世界に足を踏み入れることができるはずです。歴史を学びながら、今の自分を見つめ直すきっかけを提供してくれる一冊となることでしょう。

会社情報

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株式会社すばる舎
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