IP FORWARDグループがバンコクに知的財産デスクを開設しサービス強化

IP FORWARDグループがバンコクデスクを開設

IP FORWARDグループは、このたびタイの首都バンコクに新たなデスクを設置しました。これは、さらにパワーアップした知的財産保護サービスを東南アジアで展開するための重要な一歩です。本拠地であるベトナム・ホーチミン市のオフィスに続く、このバンコクデスクは、地域内における第2の拠点となります。

近年、東南アジアの国々、特にタイは著しい経済成長を遂げ、消費市場の拡大とデジタル化の進展が新しいビジネスチャンスを生んでいます。このような市場の急激な成長は喜ばしいことですが、それに伴い模倣品の流通も増加しており、特に日本ブランドにとっては大きな脅威となっています。

そこで、IP FORWARDグループはバンコクデスクを使用して、東南アジアにおける日本企業向けの知的財産に関する支援を強化するつもりです。新しいデスクには、知的財産権の法律に精通し、日本語が堪能なリーガルアドバイザーの馬東新（Ma Dongxin）が就任し、現地の弁護士や調査員と協力し、日本語、英語、中国語でのサービスを提供します。

さらに、バンコクデスクの運営には、タイに拠点を置くSSS (THAILAND) CO., LTD.との提携が含まれています。この会社は10年以上の間、模倣品の流通状況やブランド戦略に関する調査・コンサルティングを行ってきた豊富な経験を持っています。この提携により、お客様にはタイにおける高度な専門性を備えた調査やコンサルティング、権利行使のワンストップサービスが提供されます。

これまでの数年間で、特に日本企業の東南アジアにおける知的財産関連のニーズは急速に増加しています。そのため、IP FORWARDグループは、この強まるニーズに応じて、より充実したサービス提供を目指しています。