地域支援の一環としての寄贈活動
フクシマガリレイ株式会社は、社会貢献活動として、2025年度上半期に日本全国の17カ所の子ども食堂やフードバンクに、業務用冷蔵庫を22台寄贈しました。本社を構える大阪市西淀川区のこの企業は、代表取締役社長の福島豪氏の指導の下、地域の子どもたちや支援団体へのサポートを強化しています。
子ども食堂への寄贈
寄贈先の一つである岩手県盛岡市の「エスクル岩手」では、ひとり親家庭を支えるために、月に2回の親子食堂の開催や、地域の飲食店との協力による調理実習、農園活動を通じた食材の収穫・配布活動が行われています。フクシマガリレイは2025年6月にタテ型冷凍冷蔵庫1台を寄贈し、地域の食育支援に寄与しています。さらに、7月には社員が流しそうめんイベントに参加し、準備や宿題の丸付け作業も行なったことが、子どもたちに楽しんでもらえる機会となりました。
参加した社員は「屋外での準備は大変でしたが、子どもたちの笑顔を見ることができ、有意義な時間でした」とコメントしています。この活動は、社員の地域に対する思いを反映したものです。
多様な支援事業
北海道勇払郡の「NPO法人とあさ村」も寄贈先の一つです。ここでは障がい者や高齢者を対象に、様々な福祉活動が展開されています。「とあさ村」では体験農園や喫茶店、食堂の運営を通じて地域交流が図られています。2025年4月にはタテ型冷凍庫を寄贈し、地元の農産物の保管にも役立てられています。この場所で社員のボランティア活動も行われ、草刈りや枝豆の種まきなどを通じて地域との絆を深めました。
参加した社員の感想は「自然豊かな環境で、動物との触れ合いを楽しみながら、心身ともにリフレッシュできました」とのことです。
ガリレイ1%クラブとは
フクシマガリレイの「ガリレイ1%クラブ」は、利益の約1%を社会貢献に活用する全社員参加型の活動です。この取り組みは、地域の食生活の質を向上させ、フードロスの削減にもつながるとされています。報告によると、2024年には日本全国で子ども食堂が10,000カ所を超える見込みです。
フードパントリーの役割
フードパントリーは、困窮家庭への無償の食品配布を行うことにより、地域とのつながりを生み出す重要な場です。フクシマガリレイの寄贈活動は、これらの取り組みにも貢献していると言えるでしょう。
会社概要
フクシマガリレイ株式会社は、業務用冷凍冷蔵機器の製造販売を行う企業であり、地域貢献の姿勢を大切にしています。代表者は福島豪氏、資本金は4億円です。企業の詳細は公式ウェブサイト(
ガリレイ公式サイト)にて確認できます。
これからもフクシマガリレイは地域支持のために様々な取り組みを続けていくことでしょう。