中古車売買を変える新たな試み「AutoVeritas」
中古車の売買は、どんな人にとっても不安のある取引です。特に、実際に車を売った後の金銭の受け取りや、車両の状態についての不安がつきまといます。そんな中、埼玉県さいたま市に本社を置く株式会社ドットhackがクラウドファンディングを行うことを発表しました。その名も「AutoVeritas」です。2025年6月13日からスタートしたこのプロジェクトは、中古車の売買に新たな安心感をもたらすことを目指しています。
開発の背景とは?
顧客の声を反映
「AutoVeritas」は、顧客や同業者からの具体的な要望を基に開発されました。顧客からは、車を売った後の値段の変動や、振込の確認が不安だとの声が上がっています。また、同業者からはオークション会場へのアクセスが限られていることや、実際の車と写真の状態が異なることへの不満が寄せられています。これらの悩みを解消するために、AIとVRを駆使したシステムが開発されました。
AutoVeritasの特徴
AIを活用した車両確認: 利用者は、車両の全体動画や写真をアップロードでき、AIがそれを分析して細かい傷などを指摘します。最大100枚の写真をアップロードすることが可能で、必要に応じて再撮影を促します。
顧客対応を強化: 顧客との商談にも対応し、業販価格や提示価格の変更ができます。これにより、より柔軟な取引が可能になります。
VR展示による仮想体験: 車両は専用の仮想空間で360°確認することができます。出品者はアバターを通じて、傷の説明を行うことも可能です。売買契約もこの仮想空間内で完結でき、必要な書類もアバターが提示します。
全取引のエクスロー決済: 車両の売却時も、取引はすべてエクスロー決済のみで行われます。このシステムにより、第三者が金銭のやり取りを管理し、安心して売買ができる環境が整います。
各種リターンプラン
「AutoVeritas」のクラウドファンディングには、複数のリターンプランが用意されています。5,000円から支援可能で、15,000円以上の支援をしていただける方には、10,000円分のリターンがあります。また、30,000円以上の支援に対しては、AutoVeritasのHPに支援者の名前や企業名を掲載することが約束されています。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、2025年6月13日から8月5日までの期間で進行します。最終的には、中古車業販向けのアプリケーションやウェブサービス、VR/AR機能を提供することを目指しています。プロジェクトの詳細は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で確認できます。URLは
こちらです。
会社情報
株式会社ドットhackは、2023年に設立された比較的新しい企業です。小野澤 駿真代表は中古車販売業を主な業務にしています。埼玉公安委員会から古物番号も取得しており、法的にも正当な運営が行われています。
このように「AutoVeritas」は、中古車売買の新しい形を提案し、より安心・安全な取引の実現を目指しています。クラウドファンディングを通じて、多くの人々のサポートを受けながら、未来のカーライフを形作るこのプロジェクトに、ぜひ注目してみてください。