辻口博啓が手掛けるショコラトリーが金賞連続受賞
日本のショコラ界の巨星、辻口博啓がオーナーシェフを務めるショコラ専門店【LE CHOCOLAT DE H(ル ショコラ ドゥ アッシュ)】が、フランス・パリで開催された世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」内で行われるショコラ品評会「C.C.C.」において、なんと10回連続で最高評価のゴールドタブレット(金賞)を受賞しました。この成果は、辻口さんの創造的な発想と日本の独自の発酵文化の探求によるものです。
発酵とマリアージュ
受賞作のテーマは「発酵と発酵のマリアージュ」。日本古来の発酵食品である糀や味噌、甘酒と、カカオの発酵から生まれるショコラの融合が試みられています。この異なる発酵の出会いから生まれる豊かな旨み、香り、甘みを一粒のショコラの中に表現することで、新たな味わいを創造しています。
「Fermentation²」
今回の受賞作品には、4種類のショコラが含まれており、それぞれが独自の味と香りを持っています。これらは「Fermentation²」と名付けられ、以下のようなラインナップが揃っています。
1.
紅茶ベリー:
- 北欧の紅茶を使用し、ブラックベリー、カシス、ラズベリーのフルーツが調和する華やかなガナッシュ。洗練された味わいに仕上げた一粒。
2.
ビネガーペッパー:
- 熟成したホワイトバルサミコの甘みと酸味、パッションフルーツとティムットペッパーを組み合わせ、華やかさを演出する個性的なガナッシュ。
3.
みそバナナ:
- 米糀味噌と糀甘酒を用いた自然な甘みとコクが特徴で、カカオとフルーツとの相性が楽しめる三層仕立てのショコラ。
4.
糀とライチ:
- 糀甘酒の甘い香りと、珠洲の塩が引き立てる旨みが調和した一粒。ライチのフローラルな香りが穏やかに包み込みます。
審査員の絶賛
審査員たちは、これらのショコラが持つ豊かさと繊細さに対して高く評価しました。特に「紅茶ベリー」はそのシルクのような口どけが“まさに芸術”と称賛され、「糀とライチ」はその余韻豊かな香りで圧倒的な印象を残しました。また、ペルーの自社農園から作られたタブレットショコラも高評価を受け、その奥深い味わいが絶賛されました。
辻口の思い
辻口博啓は、受賞のコメントで「日本の豊かな風土が育んだ先人たちの発酵技術を、ショコラを通じて表現したい」と語り、発酵技術の重要性を訴えました。「素材の変化と結びつきから生まれる未知の味わいを、更なる探求へとつなげていきたい」と、未来への意欲を示しました。
受賞ショコラの販売情報
今回受賞したショコラは、2024年1月中旬からLE CHOCOLAT DE Hの店舗や全国のバレンタイン催事にて販売が開始される予定です。普通のチョコレートとは一線を画す、辻口博啓の技術とアイディアが込められたこれらのショコラは、是非とも味わっていただきたい逸品です。
店舗情報
LE CHOCOLAT DE Hは、辻口博啓が2003年に創業したショコラ専門店であり、最新のショコラ技術と日本の食文化を融合させ続けています。日本から世界にその魅力を発信し、今後の展開に期待が高まります。詳しい情報については、公式ウェブサイトやSNSで確認できます。