夢を叶えるアプリ
2019-01-22 08:00:07
プロサッカー選手を目指す新時代のアプリdreamstockが資金調達に成功
プロサッカー選手を目指す新時代のアプリdreamstockが資金調達に成功
サッカーを愛する若者たちにとって、プロの舞台で活躍することは夢の一つです。しかし、才能や情熱があっても、地理的な障壁や経済的な理由で、プロチームへの道が閉ざされているケースが少なくありません。そんな中、アプリ「dreamstock」が、サッカーボールとスマホさえあればプロの選手を目指せるという新たな可能性を提供しています。
dreamstockとは?
本アプリは、2018年7月に運用を開始し、自身のサッカー動画をアップロードすることでプロチームのオンライン選考に参加できる仕組みを提供しています。通過したユーザーは、プロチームに合流し、最終テストを受ける機会が与えられます。これまでに20名以上のユーザーがプロチームに加わり、何名かは契約交渉に至っています。
さらに、実際のユーザーからの成功事例も増えています。たとえば、自宅から900キロも離れたプロチームに参加し、最終テストに合格した選手も存在します。アプリのユニークな特徴は、数々の障壁を打破し、スマホだけで世界中のプロチームにアクセスできる点です。
ユーザー数の急増とSNS機能の充実
dreamstockは、驚くことにほとんどマーケティングをせずに約70,000のユーザーを獲得しています。特に99%が海外のユーザーで、ブラジルやインド、アフリカなど、サッカーが盛んな地域から登録者が急増しています。アプリ内では動画やプロフィールの公開が行われ、ユーザー同士の「いいね」やコメント、フォローボタンを通してSNS的な交流も可能になっています。月間の動画再生回数は100万回を超えており、その人気ぶりがうかがえます。
未来の展望
今後、dreamstockはさらにユーザー登録が増加している国々でのマーケティング活動に着手します。すでに、サッカー選手を多く輩出しているブラジルでは15のプロチームと提携中。さらに、多くのプロチームとの提携を進めることで、選手たちにさらなるチャレンジの場を提供していく計画です。
dreamstockは、プロチームと選手を結びつけることで選手のマネジメント権を取得。5年以内に、アプリを通じてブラジルとアフリカの若手選手の60%がプロ契約を結ぶことを目指しています。また、発展途上国におけるスマホの普及率が60%を越えた現状を踏まえ、サッカーを愛する多くのユーザーに新たなビジネスチャンスを提供する狙いもあります。
投資家たちの声
最近、dreamstockはエンジェル投資家の有安伸宏氏と赤坂優氏からの資金調達を発表しました。有安氏はユニリーバ・ジャパンを経て、数社に投資を行ってきた実績のあるビジネスマンであり、赤坂氏はオンラインデーティングサービス「Pairs」を生み出した起業家です。彼らの支援を受けることで、dreamstockはさらなる成長が期待されています。
会社情報
株式会社dreamstockはブラジル・サンパウロで設立され、代表の松永マルセロハルオ氏は怪我を経てIT分野で活躍してきた経歴を持っています。彼は「すべての若きアスリートに平等なチャンスを」という理念のもと、夢を追い続ける環境づくりを目指しています。
夢を追いかける若者たちにとって、アプリ「dreamstock」は新たな扉を開くきっかけとなるのです。サッカー界の未来を担う選手たちにとって、これからも注目される存在となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社 dreamstock
- 住所
- 東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー15F CIRCLE by ANRI
- 電話番号
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