ＦＣ町田ゼルビアがフランスの名門リヨンと提携を発表！育成に新たな風

ＦＣ町田ゼルビアとオリンピック・リヨンの提携

2023年、ＦＣ町田ゼルビアが名門フランスサッカークラブ、オリンピック・リヨンとの間でアカデミー部門に特化した3年間のパートナーシップ契約を締結しました。この契約は、日本のサッカー界に新たな可能性をもたらすものとして期待されています。

提携の背景と目的

ゼルビアを運営する株式会社ゼルビアの代表取締役社長兼CEO、藤田晋氏は、この提携が「町田を世界へ」というクラブのビジョンを実現するための一環であることを強調しています。具体的には、以下のような目的を掲げています。

- 育成年代選手の国際経験の充実
- コーチングスタッフとの相互交流
- トレーニングモデルの発展

このパートナーシップにより、ＦＣ町田ゼルビアの選手たちは、欧州の強豪クラブでの指導を受け、貴重な経験を積むことが期待されています。

パートナーシップの具体的取り組み

契約に基づき、育成年代における選手強化キャンプやコーチングスタッフの交流プログラムが計画されています。それにより、選手たちは質の高いトレーニングを受け、コーチ陣は最新の指導法を学ぶ機会を得ることができます。

この取り組みは、ただのスポーツ交流に留まらず、ビジネス機会の創出とも結び付けられており、国際的な視野での事業展開も視野に入れています。

ゼルビアの成長を促すリヨンの実力

オリンピック・リヨンは、1950年に設立され、リーグ・アンでの成功を収めてきた伝統あるクラブです。彼らのアカデミーは、欧州で最も影響力のある育成プログラムとして知られており、多くのトップ選手を輩出してきました。特に、バロンドール受賞者のカリム・ベンゼマをはじめ、数多くのスター選手がアカデミー出身という実績があります。

両クラブのCEOのコメント

その中で、ＦＣ町田ゼルビアの代表取締役COOである上田武蔵氏は、「リヨンのようなトップクラブとパートナーシップを結べたことを誇りに思います。私たちの選手たちがグローバルな舞台で活躍できるよう、一緒に育成環境を築いていきたい」との意気込みを示しています。

一方、オリンピック・リヨンのCEO M. Laurent Prud’homme氏は、「日本のクラブとの提携は、フランスと日本の深い友好関係を反映しています。この協力を通じて、成功への道を共に歩みたい」と述べ、両クラブの強い結束を感じさせるものでした。