シーラソーラーとABILITY、太陽光発電と水素融合によるクリーンエネルギー供給で業務提携

株式会社シーラテクノロジーズの子会社である株式会社シーラソーラーと、ABILITY株式会社は、太陽光発電と常圧水素カートリッジを利用したクリーンエネルギー供給の共同実証実験を開始することを発表しました。

両社は業務提携契約を締結し、太陽光発電と水素エネルギーを融合させた、革新的なクリーンエネルギー供給システムの実用化を目指します。

このプロジェクトでは、シーラソーラーが持つ太陽光発電技術と、ABILITYが開発する常圧水素カートリッジ技術を組み合わせます。太陽光発電で生成された電力を利用して水を電気分解し、酸素と水素を生成します。生成された水素は常圧水素カートリッジに充填され、燃料電池（FC）発電機を稼働させます。さらに、生成された酸素とFC発電機の稼働によって発生する熱と電気の利活用についても、実証実験の範囲に含まれています。

本実証実験を通じて、再生可能エネルギーの有効活用と水素エネルギーの普及促進を図り、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。

ABILITY株式会社について

ABILITY株式会社は、2022年8月に設立された、常圧水素カートリッジの開発・販売を手掛ける企業です。同社は、水素エネルギーの利便性を高めるための技術革新に注力しており、常圧水素カートリッジの開発と普及を通じて、水素社会の実現に貢献することを目指しています。

株式会社シーラソーラーについて

株式会社シーラソーラーは、2013年に設立された、太陽光発電システムの開発・販売を手掛ける企業です。同社は、高効率で信頼性の高い太陽光発電システムを提供することで、環境負荷の低減と再生可能エネルギーの普及に貢献しています。

株式会社シーラテクノロジーズについて

株式会社シーラテクノロジーズは、2010年に設立された、資産運用プラットフォーム「利回りくん」を中核とするプロップテック事業を展開する企業です。同社は、不動産投資の利便性向上と透明性確保を目指し、不動産投資に関する様々なサービスを提供しています。

今回の業務提携は、両社の技術力とノウハウを融合させることで、クリーンエネルギー分野における新たなイノベーションを創出し、持続可能な社会の実現に貢献することが期待されます。