中高生を対象にしたサイバーセキュリティ教育プログラム「サイバーサクラ2026」始動
福井県鯖江市に拠点を置くNPO法人エル・コミュニティは、全国の中高生に向けて新たな体験型サイバーセキュリティ教育プログラム「サイバーサクラ2026」を開始します。このプログラムの第一弾、"ROUND1:守る"の参加者募集が2026年7月3日よりスタートします。
昨今、国内外でサイバー犯罪の脅威が急増し、その手法もますます巧妙化しています。フィッシング詐欺や情報漏洩などが社会問題となる中、セキュリティの専門知識を持つ「エシカルハッカー」の重要性が増しています。そこで、エル・コミュニティは、未経験の中高生が楽しみながら学べる場を提供すべく、このプログラムを立ち上げました。
プログラムの内容
「サイバーサクラ2026」では、一年を通じて3つのROUNDが用意されており、段階的にサイバーセキュリティに関する知識を身につけられる設計になっています。お好きなROUNDからの参加も可能ですので、初めてセキュリティに触れる方でも安心して取り組むことができます。
- - ROUND1:守る(Defend) は8月20日または8月22日に開催され、参加者は実際にクラウド上にWebサーバーを構築し、脆弱性診断を行うことでシステムの守りを学びます。協力はさくらインターネット株式会社によって行われます。
- - ROUND2:磨く(Improve) は10月の開催を予定しており、日立ソリューションズ・クリエイトの協力のもと、ゲーム感覚で楽しむクイズ大会「CTF(Capture The Flag)」が行われ、セキュリティスキルをさらに磨く機会が提供されます。
- - ROUND3:追う(Pursue) は12月に実施され、福井県警察との連携でサイバー捜査官の役割を体験し、実際のサイバー捜査の現場をシミュレートします。
これらの体験を通じ、参加者は技術的なスキルを習得できるだけでなく、サイバーセキュリティの重要性についての意識を高めることも可能です。
プログラムの特徴
- - 高い満足度: 前年度参加者のアンケート結果によると、大多数が「とても満足」と回答しており、理解度も80%以上に達しています。参加後には解説セッションも設けられ、学んだことをしっかりと確認することができます。
- - 全国的な参加が可能: オンラインで提供されるため、地域や学校に関係なく全国どこからでも参加ができます。普通科の高校や公立中学校からも多くの学生が参加しています。
- - コミュニティの形成: Discordを活用し、参加者同士の交流や質問ができる環境を整えています。定期的なイベントのあとでも気軽にコミュニケーションをとることが可能で、サポート体制が充実しています。
募集要項
参加対象は全国の中高生(初心者向け)。参加費は無料で、各ROUNDともに先着20名を定員としています。参加希望者は7月3日より公式ウェブサイトやQRコードからの申し込みが可能で、メンバーシップ登録を行えば先行応募もできます。
主催者はNPO法人エル・コミュニティで、福井県および教育委員会、協力団体としてさくらインターネット、日立ソリューションズ・クリエイト、福井県警察が名前を連ねています。公式ホームページ:
サイバーサクラ2026
おわりに
NPO法人エル・コミュニティは、これまで18年にわたって地域の活性化に繋がる様々な事業を展開してきました。サイバーサクラのプログラムも、これまでの取り組みを基に生まれたものです。未来のサイバー空間を担う人材を育成し、社会に貢献するための一助となることを目指しています。