キヤノングループが13件の受賞、グッドデザイン・ベスト100に選出！

キヤノングループのグッドデザイン賞受賞

2025年度のグッドデザイン賞において、キヤノングループが13件の受賞を果たしました。この中で、特に注目すべきは、ミラーレスカメラの「EOS R1」と全身用X線CT診断装置「Aquilion Rise」です。これらは「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれ、そのデザイン性と技術力が高く評価されています。

受賞製品の特徴

EOS R1（ミラーレスカメラ）

「EOS R1」は、キヤノンのフラッグシップモデルとして、同社が長年培ってきた技術とデザインが結実した一品です。このカメラは、全体のデザインにおいて新しい“撫で肩”の形状が取り入れられ、優れた美しさを持っています。また、グリップ部分は改良され、新しいパターンが採用されており、持ちやすさも向上しています。ボタンの配置も非常に考えられており、操作感が一層洗練されています。

Aquilion Rise（全身用X線CT診断装置）

一方、「Aquilion Rise」は医療分野での革新を象徴する装置です。独自のリング状のガントリが90度回転し、低振動で精密に昇降する機能により、寝た状態だけでなく、立った状態や座った状態での検査も可能となりました。この多機能性は、特に従来の方法では見つけにくかった疾患を発見する助けとなります。さらに、患者への配慮が随所に施されており、薄型化やチルト機構、ライティング演出などが施されています。これにより、心理的負担を軽減しながら、高品質な医療サービスを提供することが可能となっています。

受賞対象の全製品

キヤノンは今回のグッドデザイン賞で、以下の製品も受賞しています：

- EOS R50 V（ミラーレスカメラ）
- PowerShot V1（コンパクトデジタルカメラ）
- RF-S7.8mm F4 STM DUAL（3D撮影用レンズ）
- EOS C400（デジタルシネマカメラ）
- EOS C80（デジタルシネマカメラ）
- SELPHY QX20（コンパクトフォトプリンター）
- imageRUNNER ADVANCE C5550F III-RG（再生複合機）
- imagePROGRAF PRO-6600（大判インクジェットプリンター）
- varioPRINT iX1700（商業印刷向けデジタルプリンター）
- Live Switcher Mobile（ライブ配信用アプリ）
- キヤノンバードブランチプロジェクト（生物多様性保全活動）

デザインに対する取り組み

キヤノングループは、受賞を大きな励みとし、今後も性能とデザインが見事に融合した商品を届けていくことを宣言しています。これにより、ユーザーに新たな価値を提供し続けることに力を入れています。また、キヤノンでは、2025年度グッドデザイン賞の受賞製品を紹介するオンラインセミナー「Meet-up Canon Design 2025」を2025年12月2日に開催する予定です。このセミナーでは、ユーザー視点からのデザインの魅力を担当デザイナーたちが語り、デザインにまつわる様々なストーリーも共有される予定です。

グッドデザイン賞の受賞は、キヤノングループにとってさらなる挑戦のスタートです。