仙台市の脱炭素挑戦
2025-02-12 12:18:19

仙台市民の環境意識を高める活動「杜の都脱炭素デイリーアクション」とは

仙台市民のための脱炭素行動促進プロジェクト



仙台市が2023年11月に環境省から「脱炭素先行地域」として認定されたことを受け、地域の企業や団体が一丸となり、市民の環境配慮行動を促す新たな取り組みを始めます。それが「杜の都脱炭素デイリーアクション」です。このプロジェクトは、株式会社ベガルタ仙台、みやぎ生活協同組合、そしてNTT東日本が連携して、市民に対しアプリを通じて脱炭素化に向かう行動を呼びかけるものです。

1. 背景と目的


仙台市は、持続可能な社会の実現に向けて進んでいます。脱炭素化を実現するためには、再生可能エネルギー設備の導入と同様に、市民の環境に対する意識改革も重要です。この「杜の都脱炭素デイリーアクション」では、日常生活の中で脱炭素化に貢献できるなどの行動を促進する仕組みを構築し、参加者にインセンティブを提供することで、行動を変えることを目指します。

2. 具体的な取り組み内容


プロジェクトの主要なツールはアプリ「Fowald」です。このアプリでは、「脱炭素化」につながる行動を促すクエストがお題として出されます。市民はそのクエストに挑戦し、達成した成果を写真で投稿します。参加した市民には、さまざまなインセンティブが提供され、より多くの人に参加を促します。また、みやぎ生協とベガルタ仙台の間で新たな顧客を獲得する機会にもつなげていく予定です。

取組みのスケジュール


  • - クエスト実施期間: 2025年2月17日~2025年3月16日
  • - インセンティブ有効期間: 2025年3月23日まで
  • - 継続的な効果分析と次年度への展開も予定しています。

3. 各者の役割


  • - みやぎ生協: 行動変容を促す情報発信とインセンティブ提供。
  • - ベガルタ仙台: アプリ「Fowald」の運用と情報発信、インセンティブ提供。
  • - NTT東日本: プロジェクトの企画立案・管理。
  • - 仙台市: 進行管理とサポート。

4. 今後の展望


今後は市民の参加状況や効果的な情報発信を分析し、次年度の取組みにつなげると共に、プロジェクトパートナーズの枠組みをさらに拡大していく予定です。市民の行動を変える一環として、2030年度までに民生部門の二酸化炭素排出量を実質ゼロへと導くことを目指しています。持続可能な仙台を共に作り上げていきましょう。


画像1

画像2

会社情報

会社名
東日本電信電話株式会社
住所
東京都新宿区西新宿3-19-2
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。