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最近、日本で新しいスタイルの焼肉店が登場しました。その名も「肉を焼かない焼肉屋」、正式には「肉を焼かない焼肉 焼うおいし川」です。2018年の築地市場の豊洲移転に伴い創業したこの店は、2022年11月19日に東海地区で初めてとなる店舗を大名古屋ビルヂングにオープンしました。

このユニークな店を考案したのは、江戸前鮨の築地青空三代目の創業者である石川太信氏。築地場外市場の未来を案じ、築地の魅力を再び引き出そうと7年間の構想を経て、「肉を焼かない」という新概念の焼肉屋が形になりました。

「焼うおいし川」では、江戸前鮨の技術を駆使して、魚の刺身を数十秒だけ炙り、芸術的な美味しさを引き出しています。例えば、特上カルビには大トロを使用、上カルビは中トロ、タン塩にはとらふぐを用い、肉を一切使わずとも焼肉のような味わいを楽しむことができます。

大名古屋ビルヂング内では、これが築地青空三代目グループの3店舗目となり、東京では築地と六本木に店舗を構えています。両店舗共に、夜は常に満席と大変な人気を誇っており、昼にも行列ができるほどです。

また、ディナータイムには石川氏自身がテーブルにお越しし、肉を焼くというサービスが好評を得ています。このフルアテンド型のスタイルにより、焼肉の楽しさがより一層深まります。高火力で一気に焼き上げるスタイルは、来店したお客様にとって特別な体験となるでしょう。

オープン初日から、石川氏が店舗で焼くという体制も続けられ、名物料理の一つ「特上カルビ」は、赤酢で仕込まれた酢飯の上にのせ、特製の醤油漬けの漬物と共に味わうことができます。さらに、ウニやイクラをあしらった「至福の三色丼」も大変人気です。これは、焼いた厚切りカルビをたっぷり載せた贅沢な一品で、見た目にも美しいです。

店舗の内装には、3階の窓際に半個室も用意されており、プライベート感を重視した空間で、友人や家族と共にゆっくりと食事を楽しめます。洗練された雰囲気の中で、日本初の試みを体験し、美味しいひとときをぜひ味わってみてください。

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