IoTシステム「tukumo」が新たな社会的インパクトを創出！

株式会社AmaterZは、革新的なIoTシステム「tukumo」を開発し、長期間にわたってメンテナンスフリーで稼働するシステムを提供しています。この度、AmaterZは京都の立命館ソーシャルインパクトファンド（RSIF）から7,000万円の資本調達を実施しました。この資金調達は、同社の持つ技術が社会に与える影響の深さが評価された結果です。

「tukumo」の技術的特徴

「tukumo」は、屋外を含む多様な環境において、各種データを収集・蓄積することができるシステムです。特に、独自の通信技術によって、障害物を回避しながらデータを即座に送信できるため、従来は設置が難しかった場所でもシームレスに利用可能です。また、このシステムは非常に低エネルギーで稼働し、様々な方法で電源を確保できるため、コンパクトでありながら強力な機能を備えています。すでに500か所以上で導入実績があり、農林水産分野や設備管理など、多岐にわたる用途で活用されています。

持続可能な未来を目指して

今回の資本調達により、同社は今後、中山間地などの少子高齢社会と自然資本を守るための持続可能な仕組みとして「tukumo」を活用することを目指しています。具体的には、一次産業や設備管理のみならず、地域活性化に向けてデータを共有し、使う分散型インフラの構築などを計画中です。さらに、次世代人材の育成やデータサイエンス教育も重要視し、国家戦略であるデジタル田園都市構想に貢献する仕組みづくりにも取り組みます。

立命館ソーシャルインパクトファンドの支援

立命館ソーシャルインパクトファンド（RSIF）は、社会課題を解決するためのビジネスを支援することを目的として2020年に設立されました。このファンドは、企業に対して資金提供を行うとともに、事業の社会的なインパクトを可視化し、測定することにも注力しています。AmaterZもCAS社会問題解決を目指す企業として、このファンドからの支援を受けることで、より一層の成長と社会貢献を目指します。