木のストロー誕生の背景
クレコ・ラボは、国内のさまざまな樹種を利用した「木のストロー」を開発し、クラウドファンディングに挑戦しています。このプロジェクトは、国産材を有効活用することで、林業の活性化や適切な森林管理を促進し、森の水源を守ることを目的としています。これを通じて、国産材の利用がどのように環境保護に役立つかを広く伝えていくことを目指しています。
クラウドファンディング概要
- - 期間: 2019年9月24日から11月7日まで
- - 目標金額: 100万円
- - リターン内容:
- 5,000円: 全国5種類の樹種を使った木のストローセット
- 10,000円: 樹種5種類からなる80本のストローセット
- 150,000円: 支援者が指定した地域の木材を使用した木のストロー
このプロジェクトのリターンは、単なる商品提供のみならず、日本の森を守る活動への参加にも繋がるのです。
「木のストロー」がなぜ今必要か
世界中でプラスチックストローへの規制が進む中、サステイナビリティ(持続可能性)が重要なキーワードとして浮き彫りとなっています。クレコ・ラボは、この流れを受けて、日本の森林資源を利用し、環境に優しい製品の開発に着手しました。ここに「木のストロー」のアイデアが生まれたのです。
日本の森林は、長い歴史の中で人間の手により育まれてきましたが、近年では林業の衰退が影響し、多くの森が放置されています。これにより、「緑の砂漠化」と呼ばれる問題が深刻化し、更には「水の危機」とも言われる現状が続いています。国産の木材を使った商品を手にすることで、これらの問題解決に貢献することができます。
木のストローの特長
新しい「木のストロー」は、国産のスギやヒノキの間伐材を使用し、特製の技術で極薄にスライスして製造されています。これにより、見た目にも美しく、温かみのある手触りを感じることができます。何より、天然素材で作られているため、飲食の際の体験が格段に向上します。また、飲食店での衛生面でも配慮された設計となっており、個人使用の際には洗浄することで再利用も可能です。
「木のプロジェクト」トークイベント
さらに、このプロジェクトの一環として「水と森の問題について考える」トークイベントが開催されます。
- - 日時: 2019年10月17日(木)19:00~21:00
- - 場所: Supermama mit tobuhi(東京都杉並区久我山)
- - 定員: 10名程度
このイベントは、地域の問題とその解決策についての情報交換の場となります。参加を希望する方は、メールでのお問い合わせが必要です。
まとめ
「木のストロー」は、ただの代替品ではなく、日本の天然資源を守り、持続可能な未来を築くための一助となることを目指しています。私たち一人ひとりが環境への配慮を持ちながら日常生活での選択を行うことで、より良い未来が築けるでしょう。これからも、このプロジェクトの進展に注目していきたいと思います。