「けものフレンズプロジェクト」10周年の新たな挑戦
2024年に10周年を迎える「けものフレンズプロジェクト」は、さらなる発展をめざしてWeb3プロジェクトの第一弾として『けものフレンズDiary』のリリースを発表しました。この新しい取り組みは、動物たちとの出会いをデジタルな形で記録できることを目的としています。また、那須どうぶつ王国のサーバルとのコラボ版が11月上旬から販売される予定です。
実際に動物を知るきっかけに!
那須どうぶつ王国の広報戦略室の宮地さくら室長は、「けものフレンズDiary」が実際に訪れるお客様を増やし、動物を身近に感じるきっかけになることを期待していると述べました。
『けものフレンズDiary』とは?
『けものフレンズDiary』は、世界中の動物園や水族館を訪れ、出会ったリアルな動物やキャラクターとの思い出をデジタルNFT「フレンズ証明書」として収集するプロジェクトです。このフレンズ証明書の売上の一部は、動物園や水族館に寄付され、動物保護に役立てられます。
フレンズ証明書の魅力
ユーザーは、リアルの動物やキャラクターとの出会いを記録するために、デジタルカードの「フレンズ証明書」を収集できます。あらゆる思い出を可視化するために、各カードにはシリアルナンバーが付与されており、その唯一無二性はブロックチェーン技術によって保障されています。これにより、デジタルデータのコピーとは異なる価値が提供されるのです。
ユーザー体験の具体例
『けものフレンズDiary』のユーザーは、「R」ランクのフレンズ証明書をオンラインで取得できます。その後、実際に関連する動物園や水族館を訪れて「SR」ランクの証明書をオフラインで購入することで、リアルなキャラクターを育てる体験が可能になります。更に、オリジナルのアクリルキーホルダーなどの特典も用意されています。
フレンズ証明書の取得法
フレンズ証明書は、位置情報に基づくNFT「ルーラNFT」のストアで購入できます。支払いには、観光地で使えるデジタル通貨「ルーラコイン」が利用可能です。この新しい決済方法により、全国の観光地での利用が促進されています。
提携先動物園と今後の展開
『けものフレンズDiary』の提携先は那須どうぶつ王国を皮切りに、全国の動物園や水族館に拡大していく予定です。スポンサーとなる方々は、動物園や水族館以外にも博物館や神社、お城など多様な施設との提携も求めています。
ルーラNFTとルーラコインについて
ルーラNFTは位置情報に基づいて発行されるNFTで、特定の場所でのデジタルコンテンツを提供しています。現在、400種類以上が販売され、すでに15,000枚以上の発行実績があります。一方、ルーラコインは日本中の観光地で使える幅広いデジタル通貨で、今後の普及が期待されています。
このように「けものフレンズ」は、今後の10年に向けた新たなステージを迎えています。現在も様々な記念企画が進行中で、多くのファンがその行く先を注目しています。