小売物価統計調査規則改正案に関する意見募集
総務省は、小売物価統計調査規則の改正案を発表しました。この改正案では、国民の消費生活に関連する商品の小売価格とサービス料金を調査するための規則を見直すことが目的です。今回の意見募集は、令和7年9月16日から10月20日までの間行われます。
1. 改正の背景
小売物価統計調査は、統計法に基づいて実施される基幹統計調査の一つで、消費者物価指数を算出するための重要なデータを提供します。この調査の結果を基に、家計における消費構造の変化を捉えるために、現在の物価情報を見直す必要があります。具体的には、今後の基準改定に向け、新たな商品の普及や消費者の嗜好の変化に対応するため、廃止する品目や名称変更を検討しています。
2. 改正の概要
今回の改正では、特に消費支出において重要度が低くなった品目を調査から削除する方針です。具体的な変更内容は、別紙にて詳細が記載されています。また、省令案に基づく意見公募も行われ、これに対する意見を広く受け付けることが予定されています。 公布の日は令和7年11月下旬、施行日は令和8年1月1日となる見通しです。
3. 意見募集の対象
意見が求められるのは、小売物価統計調査規則の一部改正に関する省令案です。消費者物価指数に関しての重要性を再評価する意図も含まれています。これにおいて、皆様の意見が反映されることが期待されています。
4. 意見公募要領
公募要領は別紙にて案内されていますが、意見提出方法や期間等についても詳細に記載されていますので、そちらをご確認ください。意見の提出はWEBフォームまたは直接の連絡を通じて可能です。
5. 今後のスケジュール
改正案に関するスケジュールは以下のようになっています。
- - 公告日: 令和7年11月下旬
- - 施行日: 令和8年1月1日、一部は令和9年1月1日
これにより、より正確で現実に則した消費者物価指数の維持が期待されています。
連絡先
意見や問い合わせについては、総務省統計局にて担当者が対応します。詳細な連絡先は、電話またはEメールでご確認ください。なお、一定の個人情報保護のため、メールアドレスには変化が加えられていますのでご注意ください。
この改正案は、今後の経済活動に大きな影響を与える可能性があります。私たち一人一人が声を上げることで、より良い社会を目指していけるのではないでしょうか。