市民参加型社会貢献ゲーム「PicTrée(ピクトレ)」が首都圏に登場
2026年1月31日、Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)とGrowth Ring Grid Pte. Ltd.(GRG)、そして株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)がタッグを組み、首都圏エリアで初となる参加型社会貢献ゲーム「PicTrée(ピクトレ)」をスタートします。このプロジェクトは、利用者がスマートフォンアプリを通じて地域の通信インフラの維持管理に貢献する新しい試みです。
実施内容と目的
本イベントは、「ぼくとわたしの電柱合戦 in 東京・神奈川・千葉」と題され、約30万本の電信柱に加え、神奈川県内の約1,000基のマンホールを撮影対象とします。ゲームを通じて市民がインフラ設備を身近に感じられる工夫がなされています。この活動の背後には、近年の労働力不足やコスト削減の要請への応えがあり、市民が協力して社会の基盤を支えることを目指しています。
実施スケジュール
このプロジェクトは、2026年1月31日(土)から3月8日(日)まで開催されます。撮影時間はシーズンによって異なり、最初の週は7:00から16:45まで、続く週では6:45から17:00まで、利用者が撮影を行えます。
ゲームの報酬
参加者は、初回撮影時に電柱1本あたり30~100円相当のコインを獲得できます。マンホールについても同様の報酬が用意されています。これにより、多くの市民が楽しみながら社会貢献できる仕組みとなっています。
アプリのインストール方法
参加を希望する方は、まず「PicTrée」アプリをスマートフォンにインストールしてください。アプリを通じて、指定されたアングルから電信柱やマンホールを撮影し、その成果を収めることが求められます。アプリは
App Storeおよび
Google Playから入手可能です。
PicTréeのゲームメカニクス
PicTréeは、チームに分かれ、電信柱やマンホールを撮影し、その数量や距離を競う「チームバトルゲーム」として設計されています。プレイヤーは、シーズン開始時にボルト、アンペア、ワットの3チームから選択し、他のチームとスコアを競い合います。ゲーム内で電信柱に対して「チェックイン」や「撮影」のアクションを行うことができ、また撮影した電信柱を「コネクト(繋ぐ)」ことでポイントを得られます。
インフラ民主化の新しい試み
このゲームの背景には、デジタル技術を駆使して誰もがインフラの維持・管理に参加できる仕組みを作りたいというGRGのビジョンがあります。この新たなアプローチにより、専門家以外の市民も積極的に社会貢献を行うことができ、地域の通信インフラの質も向上すると期待されています。
まとめ
「PicTrée」は、ゲームとして楽しみながらも、社会に貢献する新しい形のプロジェクトとして注目を集めています。市民一人ひとりが地域のインフラに関心を持ち、そしてその維持管理に貢献できる機会を提供するため、この活動は多くの支持を得ることでしょう。実施期間が近づく中で、さらなる関心が高まることが期待されます。