大阪・福島の街をブラマヨ吉田とメッセンジャー黒田が散策する新番組の魅力

新たに始まったロケ番組が、幅広い視聴者の期待を集めています。メッセンジャーの黒田有さんとブラックマヨネーズの吉田敬さんが共演するこの番組では、街の魅力を存分に楽しみながら、ユーモア溢れるトークを繰り広げます。番組に出演するのは、個性的なキャラクターを持つ二人に加え、俳優の松尾論さん。彼は「地面師たち」や「シン・ゴジラ」など、数々のヒット作に登場してきた名バイプレイヤー。今回のロケ地は、大阪駅からすぐのグルメエリア「福島」。

福島は、近年エリアの開発が進み、多くの飲食店が集まる場所となっています。このエリアのグルメやスイーツをめぐる中で、黒田さんは視聴者層についての鋭い観察を披露します。スイーツ店を訪れた際には、黒田さんは「おっさんにはウケない」と一言。店頭で見かけた華やかなスイーツの写真に対し、男女比や視聴層についての持論を展開し、スタッフを困惑させます。ですが、松尾さんの献身により、彼らはついに店内で「推し活」ができる特別なクレープを堪能します。その際、1400円というお高めの価格設定に黒田さんが毒を吐く一幕も。吉田さんもそれに乗っかり、場は笑いに包まれます。

一方で、アレルギーの体験談や、コーヒーのサービスについてのディスカッションでは、ゲストたちの隠れた一面が垣間見えます。福島の街を散策する中で、彼らがどうアレンジメントに挑戦するのかも見どころ。続いて訪れたのは、インド政府公認のプロヨガインストラクターが運営するヨガ教室。ここでは「ポジティブヨガ」という新しいスタイルのレッスンが行われており、楽しい体験が待っています。ヨガに不慣れな黒田さんと吉田さんは、「なんでこんなことするために生まれてきたのか」と不平を言いながらも、果たして「ポジティブ」な気持ちに変わることができるのか、興味津々です。

その後、古民家を改装した花屋さんを訪れ、「クリスマス」をテーマにしたフラワーアレンジメントに挑戦したおっさんたち。独自の個性を持つ彼らが、どのような作品を作り上げるのかは驚きの結果が待っています。そして、黒田さんのアレンジメントに致命的なミスが発覚し、笑いの渦に巻き込まれる様子は、視聴者にとっての見逃せない瞬間となるでしょう。

この番組は、オーソドックスな観光番組と違い、芸人たちの飾らない対話や大阪人ならではのユーモアが織り交ぜられています。福島の魅力をただ紹介するのではなく、リアルで生き生きとした街の人々と共に、お三方の掛け合いによって新たな発見や笑いを生み出しています。これからも目が離せない街ブラロケ番組として、多くの人に親しまれることでしょう。